2014年8月17日 西沢遡行~湯沢下降

14日からお盆休みだったのだが、天気が読み切れずにどこへもでかけられず、残り1日となってしまった。
休み最終日も天気が不安定との予報だが、どこでもいいからでかけないといい加減ストレスがたまってしまう。
丁度ぐっちゃんも同じようにお盆を過ごしているとのことで、前の晩に連絡を取り合い、2人で足尾の沢を歩くことにした。
朝出発すると、霧雨が降っており、日光市内に入ると霧で真っ白である。銅親水公園で待ち合わせの約束であったが、その前にいつもの清滝のコンビニに寄ると案の定ぐっちゃんがいた。こんな天気なので、再度行き先を確認。予定通り足尾の沢へ行っても、雨は降らなくとも霧で真っ白では面白くない。かといって近間の滝見物でお茶を濁したのでは間違いなく消化不良である。那須へ行こうか、塩原にしようか、いろいろ案が出たが決め手に欠ける。どうせなら行ったことのないところにしようということで、以前魔法使いさんが行かれた西沢金山近くの滝を見に行こうということになった。あわよくば金山旧道を辿るか、沢を詰めて金田峠から於呂倶羅山経由で下山してもよい。とは言っても、何の下調べもしていないので、目当ての滝がとの沢に懸かっているのかもわからないし旧道がどこを通っているのかもわからない。GPSはあるが地図も用意しておらず、出たとこ勝負の予定変更となった。
 
 
奥日光まで霧で何も見えなかったが、山王峠手前まで標高を上げると、突然右手に青空と男体山、その下に雲海が見えた。ちょうど足尾方面が晴れている。天気を読み違えたか?いや、きっと南岸尾根の向こう側は霧で真っ白だろう、と思うことにした。

 
 
於呂倶羅山から下山した場合に備えて、登山口近くに車1台を置き、西沢金山方面に進む。
西沢金山の近くに着いたが、沢が2本(西沢・湯沢)あり、どちらの沢に滝があるのかわからない。
とりあえず、西沢に行けば金山の遺構などもあるかもしれないので、西沢を遡行してみた。
 
 
沢沿いの林道を数分歩くと、いきなり滝が見えてきた。

 
 
いきなりの滝で先が期待できそうと思ったが、この後出てくるのは堰堤ばかり。枝沢もいくつも分け、水量がどんどん減ってしまった。どうやら大滝があるのはこの沢ではないと確信した。標高1600mあたりから右岸尾根の鞍部を越え反対側の湯沢右俣に下降することにした。
 
急なルンゼをロープを使用しながら下降すると、画像の滝のやや下流に降り立つことができた。

 
 
滝の上流を少しだけ見てこようということで、左岸を高巻くと、その上にも滝が続いていた。

 
 
 
 

 
この滝を高巻くのは大変そうなので、ここで引き返すことにした。
確か、大滝は沢の二俣のところにあったと記憶していたため、だとするとここから少し下ったところにあるはずである。
 
予想通りの場所に大滝はあった。かなりの落差があり、画像に写っている部分だけでも30m以上はあると思うが、さらにその下にも数メートルの滝が何段かあり、全部合わせると50m以上になりそうである。

 
 
 
 

 
 
ここから、大滝を巻いて金田峠まで遡行するか迷ったが、私が左足を軽く捻挫してしまったため、無理せずこのまま沢を下降することにした。
 
 
このナメの下に20mの滝がある。

 
 
 
水が飛び跳ねる滝の落ち口をローアングル&高速シャッターで撮影 

 
 
20mの滝は左岸側を巻き気味に降りた。撮影を楽しみにしていたのだが、倒木が両側から滝をふさいでしまい、写真にならなかった。
 
堰堤を3つ超え、オログラ沢を合わせると、沢床が一気に赤くなった。

 
 
この滝のすぐ下が山王林道であった。

 
いつもならマニアックなルートをガツガツ歩く2人だが、今回は珍しくのんびり撮影中心の沢歩きとなった。満足な写真が撮れたかどうかは別として、予想以上に素晴らしい滝と出合えたことで充分満足である。旧道探索と金田峠訪問はまた次回の楽しみにしよう。
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コメント

瀑泉

No title
西沢から尾根越えで,湯沢側に降りましたか(驚)。
雪田爺様によると,西沢も奥に20mクラスの滝があるそうですが,あのガレ沢は,歩くだけでも大変で,結局,最終砂防を眺めただけで先に行っていませんヨ(汗)。
ちなみに,湯沢は,4枚目の連瀑帯を見なかったので,再訪しなくちゃなぁ~と思っていますヨ。
PS.今日は,三本松から男体山に登って来ました。おかげさまで,ほぼ旧道を歩き通せたみたいです。

きりんこ

No title
瀑泉さん、こんにちは。
西澤に大滝がないとわかったのが結構上まで行った後だったので、GPSで見てちょうど良さそうなところをダメ元で越えてみました。下ったところ以外は絶壁になっており、運良く降りられた感じでした。でも、あと少し行けば20m滝が見られたんですかね~。もうあのガレ沢を歩くこともないと思うので、ちょっと勿体ないことしたかな~。湯沢は短時間で歩けるので、行き先に困ったときにいいですね。今度は私も旧道や金田峠と組み合わせて再訪したいと思っています。
三本松ルート、瀑泉さんも行かれましたか。昨日の男体山は終日天気が良さそうでしたね。山頂はガスがかかっているようでしたがどうだったでしょう。レポお待ちしております。

ぐっちゃん

No title
昨日は、遊んでいただきありがとうございました(笑)
あまり運動にはなりませんでしたが、情報がなかったことが幸いして予想以上に楽しめました。
たまにはこんなのんびりゆったりもいいですね♪
次回訪れるときは、古道や金田峠&於呂倶羅山 or 切り込刈り込湖を含めて再訪しましょう。

PS:記事のアップ早いですね。自分の記事を載せた後にきりんこさんの綺麗な写真&詳細なレポを見ると恥ずかしくなります・・・(笑)

きりんこ

No title
ぐっちゃん、昨日はお疲れさまでした。
行き当たりばったりの予定変更でしたが、無事に大滝も拝めたし、あれはあれで楽しかったですね。後から考えたら、御真仏薙も良かったかもしれませんが、そちらはまたいずれご一緒してください。
最近忘れっぽくなっているので、何を考えながら行動したのか忘れる前に記事を作るようにがんばっています(笑)

雪田爺

No title
こんにちは、湯沢の大滝は水量が多いですね.見応え十二分といったところでしょうか.道路から近いのに意外に訪れる人が少ないのが不思議な位立派な滝ですよね.20m滝は倒木でしたか.これも中々なんですが、ちょっと残念でした.
1600m付近で西沢遡行打ち切りと言う事は、ゴルジュを抜けガレが大量に堆積してる所を登った辺りの右岸ルンゼを鞍部に向かったのでしょうか? (西沢)沢が穏やかになる所からほんの僅かに遡ると大滝(斜瀑)があったんですよね~ 次回、そこを越えて高薙山へ是非!(笑)
でも、西沢から尾根越えて湯沢へなんて、考えた事もありません.

きりんこ

No title
雪田爺さん、こんにちは。
お盆中は雨ばかりでなかなか思うようにいきませんでしたが、その分この日は水量豊富な滝が見られました。あんなに立派な滝なのに、ネットで検索しても雪田爺さんと魔法使いさんの記録くらいしかヒットしないのが不思議ですね。20m滝は倒木で残念でした。私の腕ではどうにも撮りようがなく、完敗でした。
西沢の20m滝、少し心残りですが再度あのガレを歩くことはあるかな~。あそこから高薙山へ詰めてしまったのは雪田爺さんくらいでしょう。私達の尾根越えなんかよりよっぽど超人的ですよ(笑)
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きりんこR

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