2014年11月23日 大ナラキ沢~国境平~皇海山東尾根(その2)

皇海山に到着してからの続きです。
 
山頂より登山道を2分ほど鋸山方面に向かい、トラロープをまたいで東尾根へ。はじめのうちはだだっ広いシラビソ林で、尾根の形がはっきりしない。

 
 
徐々に傾斜が増し、針葉樹の藪もやや煩わしくなった。できるだけ藪が少ないところを選びながら歩いていると方向感覚がなくなるので注意。何度もGPSをカンニングしてしまった。下りなので多少急な所も木に掴まりながらヒョイヒョイ下りて行けるが、登りだとしんどいかも。

 
 
時々密な藪が現れるが、ほとんど左右どちらかにかわしていける。

 
 
標高1900mあたりまで下りてくると、藪は少なくなった。

 
 
標高1750m付近で平坦になると藪はほとんど終了で、低い笹が現れる。ここまで山頂から約40分。

 
 
この辺りから視界が一気に開けるようになった。錫ヶ岳方面。

 
 
皇海山を振り返る

 
 
 
三俣山~半月山

 
 
鋸山が近い

 
 
背の低い笹とダケカンバ林の奥に皇海山。もう少し晴れてたらな~。
 
 
松木沢を見下ろす

 
 
小足沢をズーム

 
 
 
紅葉の時期も良さそうですね。

 
 
国境平の奥に錫ヶ岳

 
 
笹の中には鹿道にしてはしっかりとしすぎた感のある踏み跡があった。中央はオロ山。

 
 
ここからの皇海山はイイネ~

 
 
少しザレたところがあるが、特に危険はない。

 
 
オロ山~庚申山方面。手前のヒダや谷に目がいってしまう。

 
 
眺望がよくなったところから1468Pまで、ただ歩くだけなら20~30分だろうが、景色を楽しんでいたので50分もかかってしまった。
1468Pを過ぎるとシャクナゲの藪が現れたが、適当にかわせた。

 
 
前回モミジ尾根を歩いたとき、1468Pから北東に伸びる尾根の途中が痩せていて嫌らしく見えたので、そちらではなく真東に進んだが、ここから見るとそうでもなかった(中央手前の白い部分)。

 
 
ツツジの群生地。花の時期はいいかも。

 
 
ニゴリ小屋が見えました。

 
標高1250mあたりからシャクナゲの藪になった。避けて通れなくもないが、避けようとするとやや急な斜面をトラバースするようになる。左下にガレ沢が見えるので、後から思えばさっさと沢に下りてしまった方が歩きやすかったようだ。
 
シャクナゲが何株か咲いていましたよ。

 
 
標高1200mあたりでそのガレ沢に下りたら、やっぱり歩きやすかった。

 
 
1468Pからちょうど30分で松木沢に着いた。ガレ沢との合流点も平凡な出合で危険はない。
ここで再びハイパーVに履き替える。前記事にも書いたが、この靴、乾いた石の上を安心して歩けるので、つい小走りになってしまった。

 
 
 
約5分でニゴリ沢出合

 
 
14時過ぎに小足沢まで戻ってきた。大滝まで行くには時間が遅すぎるが、まだ明るいので途中まで様子を見に行ってみよう。靴はハイパーVのままである。登り口はおそらくたそがれさんと同じ場所だと思う。取り付き点から3mくらい上に古く短いトラロープがぶら下がっていた。なるべく左寄りを意識しながら40~50mくらい上がると、おそらくたそがれさんのいうガレ沢を左に見下ろす場所に着いた。ここからロープなしでも降りられそうだが、これ以上進むと後戻りできなくなりそうなので今日はここまでとした。ほぼ登りと同じルートで降りたが、不思議と登りよりも下りの方が危険を感じなかった。ハイパーVの滑り止め効果による安心感からだろうか。
 
ガレ沢を見下ろしたところ。写真ほど高度感はなかった。ちなみに、このガレ沢が松木沢と合わさるところをほぼ特定したが、かなり急な岩溝なのでそこからは取りつかない方がよさそう。

 
 
ふと顔を上げると、皇海山が見えていた。

 
 
小足沢右岸尾根を30分ほど探索し、帰路に着く。途中で50mくらい前方を熊が走り去っていくので慌ててカメラを出したが間に合わず、姿が見えなくなってしまった。
 
 
大ナギ沢まで、堰堤工事のため道がきれいになっていました。工事は27年3月までと看板に書いてあったかな。

 
 
林道ゲートからはチャリで下るだけなので約10分で駐車場に帰着。朝の4人組の車はまだあった。連休だからどこかに泊まっているのだろうか。帰りは日足トンネルの交互通行で10分近く待たされ、大沢料金所の手前2kmから渋滞にはまり、宇都宮北道路でも2kmくらいの渋滞につかまってしまい、家に着くまで通常よりも30分以上かかってしまった。
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コメント

ぐっちゃん

No title
予定どおり実行されたんですね、お疲れ様でした。

皇海山からの下山ルートは藪を避けるのが上手なきりんこさんならではの歩きですね。自分だったらきっと藪にはまっていたでしょう。

ご一緒したかったのですが体調がイマイチで諦めました。
アカヤシオの時期が良さそうなのでまた行く時には誘ってください♪
併せて大滝に行く時は50mロープ持参しますので時期を見て。

瀑泉

No title
登りはオオナラキ沢か紅葉尾根か検討するとして,下りは,この東尾根を後追いさせていただくことにしますヨ。まぁ,行くのは花の時期になるでしょうが。
ナルホド,此れが例の緩やかなガレ沢ですか。やはり岩場を登るよりは良さそうでしたか?

きりんこ

No title
ぐっちゃん、おはようございます。
藪は、下りなのでどこを歩いても強引に抜けられた感じです。登りだと上手くルートを選ばないときつそうでした。
写真的には、標高1700mまでで十分というか、それ以上はただの藪歩きだし、何よりも河原歩きが長いので、どこと組み合わせるかが悩むところですね。
大滝は、あと1回くらいチャンスがあると思うので今年中に偵察だけでも行ってみたいと思っています。

きりんこ

No title
瀑泉さん、おはようございます。
東尾根は下りに使った方がよさそうです。花が目当てでしたら、もっといいコースがたくさんありそうですが。
ガレ沢ですが、見た感じ岩が重なった2~3mの段差がいくつもありましたが、岩場を攀じるよりはましに見えましたよ。機会があれば今年中にあと1回見てこようと思っています。

たそがれオヤジ

No title
きりんこさん、失礼いたしました。目先の「その1」にばかり気をとられておりました。
最初、そのコースを歩かれるなら、自分は時計回りだろうなと思っておりました。何せ、皇海山の東尾根ルートは未踏で様子もわからないからです。しかし、東尾根の様子、意外の感があります。これなら、方向さえ誤らなければ、いきなりの下りでも使えそうですね。ただ、きりんこさんだからといったところもありますがね。いずれ後追いさせていただきますよ。楽しみです。
例の右岸尾根の取り付き、まさにあそこです。岩溝の取り付きはヤバそうでしたか。やはり、途中から下りた方が無難なようですね。これもまたいずれです。
大ナギ沢付近、堰堤工事ですか。私が行った際、測量の方を見かけましたが、それだったのですね。納得しました。

きりんこ

No title
たそがれさん、こんにちは。
実は、たそがれさんも東尾根に興味をもたれていることは存じておりましたので、先行するのは正直気が引けるところがありました。言い訳がましいですが、当初の予定では、原付利用で銀山平~庚申山~鋸山~皇海山~国境平~ショートカット尾根~銅親水公園だったのですが、朝寝坊したためにこのような周回ルートになってしまいました。なにしろ国境平~皇海山の間をうめるのが一番の目的だったものですから。
東尾根の様子ですが、Webでは烏ヶ森さん他1、2件の記録を目にし、それらの情報だと相当な藪を覚悟していたのですが、下りだと藪の少ないところが見つけやすいのと、重力の勢いで歩けるのもあったようです。尾根型が地形図ほどはっきりしていないのと、時々小さな二重稜線が現れるので、方角には注意が必要ですね。私なんか、もし間違えてから登り返すのが嫌なので、何度もGPSをチラ見しちゃいました。
右岸尾根取り付き、やはりあそこでしたか。記事を拝見していたのでほぼイメージ通りでした。ガレルンゼは途中から降りたほうがよさそうですね。
今日はこんな天気ですから、たそがれさんも山行は明日でしょうか。
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きりんこR

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