2014年12月3日 小足沢大滝~大平山南西尾根(その1)

 今日は冬型の天気で、日光や那須は強風が予想される。ライブカメラを見ると、白根山も那須もよく晴れているようだが、極寒に耐えながら歩く気力はない。どこへ行っても気温は低いようだが、足尾ならまだ標高も低いし、県境尾根や中禅寺湖南岸尾根で風も遮られるだろう。松木沢の奥へ行くのは10日前の皇海山で今年は打ち止めにするつもりだったが、一つだけ心残りがある。小足沢大滝である。たそがれオヤジさんに右岸尾根への先達をつけていただき、自身も2度も偵察に行ったのに、このまま年を越すわけにもいくまい。せっかくなので、皇海山東尾根から見て気になった、三沢の途中から標高点1216を経て標高点1458付近で大平山南西尾根に合流する小尾根も歩いてみることにしよう。そのあとのことは時間と天気を見て標高点1765まで行ってもいいし、そのまま南西尾根を下っても構わない、という計画を立てた。
 
 今回は長時間行動の予定はないため、6時20分とやや遅めに自宅を出発。工事中の日足トンネルは運よく最後尾につけることができ、待ち時間0分で通過できた。7時半過ぎに親水公園を出発。気温は0度。風は思ったとおりたいしたことはない。ちょうど工事関係者の出勤時間と重なってしまい、自転車で進入するのが少々はばかられた。今後平日はこの時間をずらしたほうがよさそうだ。
 
 松木沢も今年4度目ともなればいい加減見飽きた景色となり、小足沢出合まで何も考えず、写真も撮らずに淡々と歩いた。もしかしたら下山に使うかもしれない丹平治沢右岸尾根末端の様子を確認。さらにウメコバ沢の向かいの尾根の様子も確認しておく。今回はロープやハーネス、カメラ一式に三脚と荷物が多いので、渡渉用の靴は用意しなかったが、最近雨が続いたせいか、10日前よりも水量が多いようだ。ウメコバ沢の先で1回目の渡渉をする時点で登山靴の足首まで水没してしまった。飛び石は表面が凍ってツルツルなので、ヘタに利用できないので仕方のないところか。
 
 
三脚を出して小足沢出合の滝を一応撮影。これ以上は膝まで水に浸からないと近づけない。

 
 
 さて、右岸尾根への取り付き点へと向かう。前回少し登ったところよりもさらに西側に、「ここなら行けんじゃね?」と思える場所があった。前回帰ってから、改めて今年6月に大滝へ行かれたグループの記録を見ると、特徴が一致していたので、まっすぐそこへ向かった。これ以上の記述は足尾のRRさんからも釘をさされているし、自分としても詳細はあまり公開しないほうがいいと考えていたため、今回は伏せておくことにします。
 
 
20mくらい登ると、早速ご本尊が見えた。山頂部は霧氷が着いているようだ。
足元を見ると、沢の渡渉で濡れたスパッツがバリバリに凍っているじゃないの。やっぱり寒いんだね~。

 
 
 
10日前に歩いたルートも一望できた。

 
 
 
小足沢右岸尾根に乗る手前はこんな感じです。

 
 
 
小足沢右岸尾根に乗った。足がすくむようなところではなかった。 

 
 
 
シゲト山~大平山。中央から右上に伸びている尾根が今日歩く予定のルート。

 
 
 
滝壺への下降ルートを見つけるまでに少し手間取った。まずは上段の滝が見える位置から灌木に掴まりながら小尾根を降りて行ったら、上段と下段の中間に位置する絶壁の上に出てしまった。次に、滝壺に一番近そうなルンゼを下降しはじめたが、あまりにも急なのですぐに引き返した。ここまでで30分以上はロスしてしまった。右岸尾根をさらに下ったところで、ようやく正解ルートを見つけることができた。以前足尾のRRさんから「降り口は木が伸びてしまってわかりにくいかも」と教えていただいたが、この時期なのでどうにか特定することができた。
 
無事に滝前に立つことができた。

 
 
滝前の岩場は飛沫が凍りついてツルツルだった。そのせいもあって今回は撮影ポジションが限られてしまった。また、滝の上のほうにだけ陽があたってしまい、コントラストがきつくて撮影に苦労した。時々太陽が雲に隠れるタイミングを待ちながら撮影していたが、じっと待っていると飛沫を浴びた身体が氷漬けになりそうだった。結局1時間は滝前に滞在してしまった。
 
 
小足沢右岸尾根に戻り、突端から大平山南西尾根と手前に三沢との中間尾根。

 
 
 
右岸尾根を登り返し、1269Pへと向かう。少し曇ってきた。

 
 
1269P付近は地形図通り平たんな場所だった。あとからたそがれさんの記事を読んで知りましたが、ここに三角点があったのですね。

 
 
1269Pより、東側の景色

 
 
 
これから歩くルートをしっかり確認。

 
 
急に眠くなってしまったので、今日はここまでにします。続きは(その2)へ。
 
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コメント

瀑泉

No title
松木川沿いは,周辺山に風が遮られるといったところですか。
とはいえ,足水没&大滝前に1時間なんて,冷え性のσ(^^)には,とても耐えられるものではありませんヨ(汗)。
登路と下降地点,まだ,現地を見てもいないので,想像の域は出ませんが,地形図上でのおおよその見当はつきましたヨ。
いずれ暖かくなってから現地に行きたいと思いますが,よろしければ,「内緒」でヒントだけでもいただけると助かりますです。

ナルホド,今回は,小足沢側から三沢側に乗り越して1216mの尾根を登られたんですネ。
そういえば,ブロ友の滝屋さんは,三沢側から乗り越して,滝頭を懸垂下降したようですが。
続きを楽しみにしてますヨ。

きりんこ

No title
瀑泉さん、こんにちは。
松木川沿いも下の方であれば、北西の風が遮られるようです。ただ、ウメコバ沢の先あたり、渓が深くなっているところは風が一箇所に集まって通り抜けるので、それなりのところはありました。
足水没は、靴の中までは浸水しませんでしたし、滝の前では興奮で寒さも感じなかったのかもしれませんね(笑)
瀑泉さんでしたら、これだけの情報でも現地判断で到達できるかと思いますが、その折にはあと少しの情報をコッソリお伝えいたしますよ。
1199P北側のキレットから中間尾根を乗っ越しましたが、皆様反対側から越えていることは私も知っていましたので、参考にさせてもらいました。
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きりんこR

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