2014年12月3日 小足沢大滝~大平山南西尾根(その2)

 
小足沢右岸尾根を1269Pまで登った続きです。
 
1269Pから、まずは小足沢と三沢の中間尾根のキレットを目指して降っていく。
 
中間尾根・1199P北側のキレット。ここから見ると、一体どこから越えられるのだろうと不安になる。

 
 
 
地形ははっきりしているので迷うこともないが、目的地に向かって鹿道が続いているので利用する。

 
 
ちょうどキレットの正面に着いたところ。近くで見ると、思ったほど急ではなかった。ザレて歩き難いかと思ったが、ここにも鹿道があり、踏み固められているので意外と歩きやすい。

 
中間尾根のキレット部分。明瞭な踏み跡が横切っていた。

 
 
 
1269Pを振り返って。

三沢側へ降りていくが、そのまま真っ直ぐ降りると急なので北へトラバースしながら行こうと思ったら、ちょうど行きたい方向に鹿道(踏み跡?)が続いていた。

 
 
そのまま踏み跡を辿って、降りたいところに降りる。

 
 
 
三沢の向こうにこれから向かう尾根を見上げる。なんだか岩峰みたいのがあるけど大丈夫だろうか。左(北)から巻けそうだけど、ヤブじゃなきゃいいが。

 
 
どこからでもよかったが、ここから取り付いてみた。

 
 
三沢を渡渉し、1216Pに向けて上がっていく。すると、すぐ左手に結構立派な滝が見えた。三沢左俣(蝉背沢)出合の8m滝だった。この滝のことは頭になかったが、ほんの少し沢を遡行すれば目の前で見ることができたのにと後悔。さらにその右上を見ると、シゲト山に向かう尾根の途中にはっきりとは確認できなかったが、ケルンらしきものが見えた。
 
 
ガレて開けた尾根に出た。すぐ先にちょっとした痩せ尾根が見える。
 
 
 
やせ尾根に着いた。ちょうど1216Pあたりだろうか。皇海山東尾根を歩いたとき、このあたりが目に付いたので今回歩くことにしたのであるが、ここを通過できるかどうかの不安もあった。実際には70~80cmの幅はあり、鹿道もあるのでまったく問題なかった。

 
 
痩せ尾根を越えて後ろを振り返る。また晴れてきましたよ。

 
 
気持ち良い樹林の登り。

 
 
目の前に岩峰が現れた。下から見たときやや不安があったが、左側から何の問題もなく巻くことができた。ヤブもなく、上の写真と同じような樹林だった。

 
 
背後はずっとこの景色。いい眺めだね~。

 
 
 
標高1400あたりで視界が一気に開け、大平山南西尾根が見えてきた。中央のピークは1765P。この時点で1時半を過ぎてしまった。1765Pまで行ったら帰りは暗くなりそう。余裕をもって、南西尾根を下ることに決める。

 
カマ五峰~シゲト山。足尾の山の中心にいる感覚だ。ここまで登っても風は穏やかだった。

 
 
南西尾根との合流点はすぐそこ。

 
 
南西尾根を下りましょ。

 
 
ススキの原っぱを下っていく。松木沢はもう日陰。

 
 
小足沢大滝が見えた。

 
 
標高1300m付近でケルン。

 
ケルンのすぐ先で南に向きを変えて尾根を離れ斜面を下っていく。結構な急斜面だが、木があるので恐怖感はあまりない。

 
ウメコバ沢がずっと見えているので、そこを目指してひたすら下る。滝が凍りかけているのがわかる。

 
 
左に大ガレ地帯が見えたので行ってみた。

 
最後のほうでザレた細尾根を通過する。

 
予定していたウメコバ沢向かいの突端に到着。

 
今日は距離も標高差もたいして歩いたわけではないが、念願の大滝を拝むこともでき、内容的には十分満足であった。心地よい疲労感と今日の余韻に浸りながら、松木沢を後にした。
スポンサーサイト



コメント

魔法使い

No title
小足沢と三沢の中間尾根のキレット、当目にはまず越えられそうもないし、私のような臆病者なら近寄る前に引き返し決定ですね(-_-;)
ルートを地形図に照らし合わせ尚且つ写真で見れば見るほど、尚更にきりんこさんて凄いなぁ~って改めて思いますよ

瀑泉

No title
中間尾根のキレット越え,ナルホド,こんな感じでしたか。
1269mPからの画像では,かなり厳しそうに見えましたが,鹿道なのか釣師なのか,随分,シッカリした踏み跡ですネ。

ちなみに,三沢左俣の8m滝とは,沢入山から遠望できる直瀑でしょうか。
それと,大平山南西尾根も,ラストにウメコバ沢を見据えて下れば,急ではあっても降りられるわけですネ。かなり興味が湧いて来ましたヨ。

たそがれオヤジ

No title
ごくろうさまでした。
きりんこさんが歩かれたルートよくわかりましたよ。
私が左岸尾根越しに見えた南西尾根に突き上げる西からの小尾根、えらく獰猛に見えましたが、意外におとなしそうですね。
それから、三沢と小足沢の中間尾根への取り付き、なるほど、そうやって回り込めばいいようですね。
いろいろと知ることができ、情報としてありがとうございます。大いに役立ちました。
では早速私もと言いたいところですが、中間尾根はともかく、自分には中尾根が先行ですから、日が長くなってから、そして、その気になったらということになりそうです。

きりんこ

No title
魔法使いさん、こんにちは。
キレットは私も上から見たときは絶望的に見えましたよ。ダメなら敗退も計算に入れつつ近寄りましたが、いざ目の前に立つと上から見たほどの傾斜ではありませんでした。
魔法使いさんから見たら、こんなことをしてまで、一体何が目的なの?と思われるでしょう。これだけ歩いているのだから、もっといい写真が撮れてもいいのですが、腕と眼がなくって…(笑)

きりんこ

No title
瀑泉さん、こんにちは。
以前、反対側から簡単にキレットを越えた記録を見た記憶があったのと、私の上司も三沢を遡行してキレットから中間尾根を歩いた話しをしていたので、どうにかなるのだろうと思いましたが、明瞭な道がありましたよ。
8m滝は、おそらく沢入山から見える直瀑だと思います。存在は知っていたのに、このときすっかり忘れていました。来年には三沢を遡行すると思うので、そのときによく見てこようと思います。
大平山南西尾根、下りに使うのでしたらケルンあたりまでは尾根の真ん中を歩けばいいだけですし、ケルンを過ぎたらウメコバ沢目指していくとすんなりです。急ですが、土の斜面なのでジグザグに下っていけば問題ないでしょう。
周回ルートのひとつに使えそうですね。

きりんこ

No title
たそがれさん、こんにちは。
あの小尾根、皇海山からの下りで気付き、たしかに荒々しく見えたので、正直歩けるかどうか半々で挑みましたが、結果的には特に問題となる場所はありませんでした。
展望を期待しての選択でしたが、後半の展望は期待を裏切りませんでしたね。わざわざあの小尾根だけを目的に歩くこともないと思ったので、大滝のついでで時間的にもちょうどよかったようです。
南西尾根の途中から、たそがれさんが以前撮られた皇海山と小足沢大滝のツーショット写真が撮りたかったのですが、時間的に光線状態が最悪でかないませんでしたので、またいづれと思っております。

足尾のRR

No title
こんばんは。
三沢から大平山南西尾根に上がる尾根は、次回に行こうと思っていたので先を越されました。(最近なかなか足尾に行けなくて)
三沢から小足沢にぬけるラインを詳しく出さなくて、助かりました。
1269mピークから小足沢に降りる斜面、なかなか良い感じなんですよね~。昔、作業道でも有ったんじゃないかと思うくらい。ただ、あの辺は熊の宝庫なんですよね~。

きりんこ

No title
足尾のRRさん、こんばんは。
あの尾根、RRさんはまだでしたか。意外というか、遠くからだと目についても中途半端な位置にありますからね。最近お忙しいのでしょうか。私はもうしばらく(できれば冬も)足尾に通う予定ですので、またお会いできることを楽しみにしておりますよ。
三沢から小足沢、これでも少し説明しすぎたかなと思いましたが、そう言っていただけてよかったです。
確かに、小足沢に降りる手前に木が疎らな平坦地がありましたね。建物があってもおかしくないようなところですよね。熊の宝庫ですか。この辺りで見たのは運よく鹿と猿だけでしたよ。

雪田爺

No title
こんにちは、小足沢大滝はいつ行かれるのかと思ってましたがこの時期とは・・・ 陽光がきついので晴れた日のコントラストが強く、撮影は難しい季節ですね.
私もいずれは行かねばと思いながらも、ルートが厳しそうなので敬遠しているうちに、こらあダメだなとなってしまってます(笑)
8m滝は沢がやや直角に曲がる所にある支沢滝ですよね.開放感のある綺麗な滝で、時間を選べば虹も期待出来ます.
三沢を詰めてシゲトか黒檜に、、などと検討した事もありますが私では一日で回る事は無理と、諦めています.

きりんこ

No title
雪田爺さん、こんばんは。
この日は冬型が強くて他に行き先が思いつかなかったので、下見のつもりで行ってきました。太陽が低いので滝の上のほうにしか光が当たらず、撮影には難儀しましたよ。
一度行ったから言えることですが、雪田爺さんでしたら、ルートさえわかってしまえば難しくないはずです。そう言わずにぜひお訪ねくださいよ。
8m滝、ご指摘の滝だと思います。広い空間の中で存在感がありましたね。日の長い時期に黒檜か大平山へ抜けてしまえば十分日帰り周回可能だと思っておりますが、どうでしょうね。
非公開コメント

きりんこR

FC2ブログへようこそ!

Tree-Arcive