2015年4月26日 金精峠~温泉ヶ岳~燕巣山~物見山~鬼怒沼~女夫渕(その1)

金精トンネル(4:28)~金精峠(4:58)~温泉ヶ岳(5:52)~念仏平避難小屋(6:34)~湯沢峠(8:15)~燕巣山(9:42)~2099三角点(10:37)~2091P(11:14)~物見山(11:57)~鬼怒沼湿原(12:20)~オロオソロシ滝展望台(13:33)~日光沢温泉(14:08)~コザ池沢(14:47)~女夫淵(15:18)
行動時間:10時間50分


4月24日に金精道路と山王林道が開通したのに合せ、県境で歩き残していた念仏平から物見山の間をつないできました。
原付デポも含め、運転時間が片道3時間近くかかるため、自分としては珍しく前日のうちに自宅を出発しました。
23時、女夫渕の駐車場に原付をおろし、山王林道で奥日光へ向かいます。山王林道は一応夜間通行止のため、もしゲートが閉まっていたら代替え案として女夫渕を起点に根名草山経由の周回ルートを考えていましたが、ゲートは開放されており、無事通行できました。
0時過ぎに金精トンネル入口の駐車場に到着。他に車はなし。早速シュラフに潜ったものの、いつものことで繊細なので?なかなか寝付けません。数十分おきに通る車の台数なんかを数えているうちに時間ばかり経過します。一睡もできぬまま2時半くらいになると車を揺らすほどの風が吹き出し、ますます眠れなくなりました。気がつくと起床予定の3時半になってしまいましたが、さすがに今日の行程は一睡もせずに歩くのはきついと思い、何とかして眠ろうと4時20分に携帯の目覚ましをセットし直して再度シュラフに潜ると、浅いながらもようやく眠ることができました。まったく眠った気がしませんでしたが、目覚ましの音で起き出した頃には空も白みはじめ、金精道路を通る車も増えてきました。夜中にくらべると風は弱くなり、稜線にはガスがかかっていますが、今日は一日安定した天気になるはずなので大丈夫でしょう。
軽くエネルギーを補給し、予定より1時間遅れの4時半に駐車地を出発。トンネル周辺もまだ雪がたくさんあったので、出だしからアイゼンを着けました。風もまだ残っていて寒いのでソフトシェルと上下カッパも着込みました。ヘッドライトも点けましたが、すぐに必要なくなりました。夏道はほとんど雪に隠れており、意外にもトレースがなく、この急斜面を暗闇の中歩くのは危険ですが、出発が遅れたのが幸いしてほぼ夏道を辿ることができました。それでもはしごがある場所や峠直下のトラバース部分は危険箇所で、十分注意が必要です。時間が早いので雪はよく締まっていてアイゼンとピッケルを効かせて登っていきました。

金精山にはまだ若干ガスがかかっています。



そろそろ、日の出の時刻です。



無雪期とほぼ同じタイムで峠に着きましたが、寝不足のせいで心拍数が上がり、すぐに息苦しくなります。このまま長時間歩くのは危険なので意識的にペースを落として歩くようにしました。
金精峠から北の温泉ヶ岳を目指します。稜線上は雪が飛ばされているところが多く、登山道が見えているところも多くありました。適当に歩きやすいところを選び、半分くらいは登山道を歩きました。



東側は雪庇がありますがずり落ちそうなところは登山道を歩きました。
特に危険なところはありませんでした。



振り返ると金精山や五色山方面が朝日に染まっていました。ガスも徐々にとれてきました。風も弱まり暑くなってきたので上のカッパとソフトシェルを一気に脱ぎました。







菅沼はまだ白く、凍結しているようでした。左奥に上州武尊山。



標高2270mあたりから一旦中だるみして平坦な樹林帯の中となります。



温泉ヶ岳への最後登りはやや急です。適当に直登しましたが、近くにテープを見ましたのでほぼ夏道に沿って歩いていたようです。体が慣れてきたのか、息切れも治まってきました。



白根山方面



温泉ヶ岳山頂



山頂より、燧ヶ岳



四郎岳と至仏山



会津駒ヶ岳



日光連山




おっ、霧氷も見られましたよ。昨晩の強風とガスの副産物ですね。



山頂の東側にある大穴。もし雪に隠れていていたらと心配しましたが、ここだけぽっかりと雪がないのですぐにわかりました。



山頂から県境に沿って北へ下降します。かなりの急斜面でつかまるところも乏しいので緊張します。まだ雪も締まっているのが幸いでした。



振り返ると霧氷がきれい♪



温泉ヶ岳を振り返って。



念仏平避難小屋。雪はだいぶ融けたようで、1階の扉から出入りできます。



立ち枯れの木々と白根山。



県境に沿って薄暗い樹林の中をしばらく行くと、前方に上州武尊山が見えました。



温泉ヶ岳と左肩に男体山。



ところどころ地面が出てきました。まったく調べていなかったので、この辺りは踏み跡もないと思っておりましたが、湯沢峠までは登山道なみに整備されており、テープ類も多くありました。雪がゆるんで時々踏み抜くようになりました。



燧ヶ岳と、手前にこれから歩く燕巣山から物見山の稜線。右端に鬼怒沼湿原。



四郎岳と物見山の間に至仏山。



右に根名草山を見ながらどんどん下って行きます。



しばらくこんな感じです。



この辺りは雪がありませんでしたが、画像のとおり道はしっかりしていて歩きやすいです。



でも大部分は雪の上を歩けます。



白根山の見え方も変わってきました。



湯沢峠では特に標識等は見つかりませんでしたが、左右にテープが続いていたのでそこだとわかりました。奥鬼怒林道の橋と加仁湯の建物が見えました。



物見山が視界に入ってきました。湯沢峠から、古い踏み跡がありました。後で調べたところ、おそらく4/18のoyakataさんのものでしょう。



峠から2045Pまでは急登です。2、3mの雪の段差がいくつかあるので、そのようなところは藪の中を歩きました。



根名草山と川俣方面。



白根山、錫ヶ岳の展望もよくなってきました。



丸沼も見えてきました。菅沼は凍結していましたが、丸沼は凍っていないようです。



燕巣山への最後の100mの登りはかなり急です。滑落したら最後まで止まりませんから、左の笹藪の中を歩きました。



燕巣山に到着しました。ここまでで全行程の約半分くらいでしょうか。



山頂より根名草山~白根山。金精峠の奥に男体山も。



これから向かう鬼怒沼湿原と奥に帝釈山地。



会津駒ヶ岳。



燧ヶ岳と平ヶ岳。



(その2)に続きます。
スポンサーサイト



コメント

Wind Ripple

No title
山はまだこんなに雪が残っているんですね。
別世界なんですね。
これで半分ですか?凄い!

きりんこ

No title
Wind Rippleさん、こんばんは。
この辺りは栃木で最も遅くまで雪が残る地域かもしれませんね。下界は暑い日が続いていますが、気温も快適で気持ち良く歩くことができました。
余裕をもって2回に分けた方が無難なのですが、適当なルートがないので条件のいい日を選んで強行してしまいました。

瀑泉

No title
念仏小屋から湯沢峠間は踏み跡がありましたか。
湯沢峠から燕巣山間は藪が深いようなことを聞いてましたが,どんなモンでしょうネ?
そういえば,雪田爺様の掲示板に,ふたつぎ(oyakata)さんが燕巣に登ったと書き込んでましたネ。

きりんこ

No title
瀑泉さん、おはようございます。
念仏平から湯沢峠間は、雪のない部分でしか判断できませんが、踏み跡どころかしっかり刈り払われていましたよ。おそらく、全区間登山道状態ではないかと思われます。
湯沢峠から燕巣山間は、以前山頂から少し下ったことがありますが、こちらはネマガリダケのヤブですね。ここを歩くのは、自分のように県境歩きにこだわる方くらいなんでしょうね。自分はヤブがきらいなのでこの時期に歩いてしまいましたが。
そうなんですよ。更にふたつぎ(oyakata)さんは私が歩いた前日に黒岩山から鬼怒沼山を周回されたようで、ヤマレコにアップされていましたね。それを見て、鬼怒沼からの下りで見た足跡もoyakataさんのものだとわかりました。
非公開コメント

きりんこR

FC2ブログへようこそ!

Tree-Arcive