2015年10月8日 半月山駐車場~足倉沢右岸尾根~社山南東尾根周回

2015年10月8日(木)
半月山駐車場(7:45)~1504P(8:20)~利根倉沢横断(9:35)~社山南東尾根取り付き(10:05)~1564P(12:20)~社山(13:15)~阿世潟峠(14:12)~半月峠(14:50)~半月山展望台(15:12)~半月山駐車場(15:25)


この日のコースは、本当なら次の日曜日に混雑を避けて足尾側から歩く予定でした。で、この日は強風の予報だったので、少しでも風の影響が少ないところで奥鬼怒の沢を予定していたのですが、次の日曜日が雨の予報になってしまい、雨の中藪尾根を歩いてもつまらないので、予定を早め、強風を覚悟で今回のコースを歩くことにしました。といっても、北西の風だから、中禅寺湖南岸尾根で少しは風も遮られることを期待して。

この日は平日で悪天候のため、奥日光も混雑していないだろうし、足尾側からだと長い林道歩きがあるので、半月山駐車場を起点に歩くことにしました。

スカイラインのゲートが開く7時ちょうどに歌ヶ浜駐車場に到着。強風は想定内のものでしたが、風に乗って雨も降っています(白根山方面は雪かも)。計画を変更しようか迷いましたが、こちら側は青空なので大丈夫でしょう。

虹も出ていました。




スカイライン沿いの紅葉。




以前の写真ですが、半月山駐車場から足尾方面の紅葉を何度か見ていて、あの紅葉の中を歩いてみたいと数年前から考えていました。




歩けそうな尾根がないか眺めていると、1504Pから東に延びる尾根が目にとまりました。歩くならあそこだな、と昨年あたりから考え、ネットで調べてみるとたそがれオヤジさんが尾根の末端から歩かれている記事を発見。尾根の下部は何やら面倒そうだけど、上部は雰囲気のいい尾根のようだ。自分の過去の画像を見ても、紅葉がきれいなのは上の方だけなので、途中から適当に利根倉沢方面に降りてしまうことにしよう。そうすれば、先月歩いた右岸沿いの巻き道で久蔵沢林道に出られるし。
登り予定の尾根は、昨年瀑泉さんが紅葉時期に歩かれた記事を見て、どうしてもこの時期に歩いておきたいと温めていたので、一緒に歩いて周回することにしたのでした。




この日の駐車場から見た紅葉はこんなもんでした。少し早かったか。




半月山駐車場は吹きさらしになっていて、強風で飛ばされそうです。皇海山方面は雨が降っているようで、虹がかかっています。大半の方が少し車から降りて景色を眺めるだけで引き返していきましたが、中には展望台方面に向かう方もおられました。自分も意を決して出発することにします。スパ長を履いて、駐車場のフェンスを乗り越え、赤倉山方面への踏み跡をたどります。



樹林帯に入ると幾分風が弱まり助かります。綺麗な紅葉もちらほら見られますが、少しだけ時期が早かったみたいです。




半月峠越えの古道は1504Pの東側を巻いていくので、古道とわかれてピークを目指します。ピークに向かっても薄い踏み跡がありました。




1504Pより半月山。枯れてしまった葉っぱが多い。




少し下ると、紅葉した木々がたくさんあるのですが、影になってしまい写真になりません。この辺の紅葉を撮影するなら、もう少し遅い時間がよさそうです。




登る予定の尾根をじっくり確認。瀑泉さんのいう、赤いボンボンが少ないように見えるが。




オロ山尾根もしっかり見ておく。




尾根自体はのどかです。標高を下げるにつれ風も弱まりました。薄い踏み跡はあるも、テープ類がいっさいないので気分よく歩けました。








赤と黄と青空









茨倉山北斜面の紅葉がきれいです。




標高1250m付近から少しヤブっぽくなってきました。たそがれオヤジさんの情報だと、この先はヤブやらヤセ尾根やらで面倒とのことなので、ここで北西に向きを変え、利根倉沢方面に下っていきます。



ガレ沢を下ったりしましたが



特に問題となるようなところもなく、下って行けました。



ここで沢を渡って



1322Pから続く尾根の末端付近に上がり、右岸の巻き道を歩く



久蔵沢林道




林道を歩いていると、雨粒が落ちてきました。ここで少し迷います。社山南東尾根の末端まで行くと、標高を下げなければならないし、距離もあるので時間がかかる。であれば、久蔵沢林道終点から西へショートカットすればかなりの時間短縮で南東尾根に乗ることができそうだ。もしこのまま雨脚が強くなるようなら、南東尾根はあきらめて阿世潟峠経由で撤退することもできる。だが、今日を逃すとまた来年になってしまう。迷った挙句、やはり末端からにこだわり、だめなら引き返すことにしようとなった。


正面にこれから登る尾根



長平沢への林道との分岐で、赤い花のようなものが目につきました。近づいて見てみると、クサギのガクと実とでした。(おもいっきりピンボケです)




尾根の末端から取りつきます。瀑泉さんのレポにもありましたが、この植樹はニセアカシアでしょうか、トゲがあります。うっかり素手でつかんでしまい、思いっきりトゲが刺さってしまいました。しかも土の表面はズルズル崩れるので、掴まるところがないと登りづらく、アリ地獄から這い上がるようでした。




やっとの思いで上がってしまえば、あとはなんてことのない尾根でした。




振り返って。とりあえず雨は上がりましたが、雲は増えてきてます。途中撤退も視野に入れて進みます。




東側はまだ青空があります。




下ってきた尾根をアップで。




社山と1564Pが見えてきました。放置されたワイヤーがあり。



問題の場所。ここは瀑泉さんの情報に倣って、右側から巻いていきました。風が吹いたら嫌な場所ですが、この辺りはまだ風が弱くて助かりました。登る分には危険を感じませんでしたが、下りは風がなくてもいやですね。




反対側から見えていた大崩れ




あとはのどかな尾根が続く。テープもなし(このままでお願いします)。




正面は1440m級ピーク。また雨が降ってきましたが、雨具を着る程ではないのでもう少し先へ行きましょう。この先で撤退するなら、1440mから久蔵沢林道終点にエスケープかな。それにしても、紅葉が少ないな~。




ピーク手前は急ですが、一気に標高をかせぎます。この辺り、熊さんの落し物がたくさんありましたよ。



1440m級ピークに立つと、急に斜面が色とりどりになりました。ここからがこの尾根のハイライトなんですね。紅葉にはほんの少し早かったみたいですが、やっぱり来てよかったです。雨が降ったり止んだりしていますが、長時間撮影してしまいました。




そしてちょっと進んで振り返ると、真っ赤な紅葉が帯になっていました♪これがボンボンでしょう。




さっきまでガスで見えなかった男体山も見えるようになりました。あっちにもボンンボン。




何度も振り返ってしまう~。




紅葉に満足し、1564Pに向かいます。




1564Pより社山。南岸尾根が近づくと、ちょっと風が強くなってきました。もうここまでくれば登山道まであと少しです。




紅葉はまだ続きます。



雲の流れが速いので光の変化を楽しみます。


















少し雨が強くなってきたので、最後は膝丈の笹の中を一気にかけ上がり、登山道に合流しました。

一応、記念撮影。山頂ではお二人連れが休まれていました。こんな天気でしたが、ここから阿世潟峠まで、10人前後のハイカーを追い越したりすれ違ったりしました。




相変わらず光が目まぐるしく変化します。




同じ位置から。




社山から下山をはじめると、朝と変わらぬ強風が吹いていました。雨も降ったり止んだりで寒いので、あとは一目散に駐車地へと向かいました。半月峠からは、古道ではなく、展望台経由で駐車地に戻りました。
途中、何度か挫けそうになりましたが、どうにか、紅葉の中予定通りの尾根を歩くことができました。今回は雨と風で三脚を出す余裕はありませんでしたが、南東尾根は思った以上に写真にもなりそうなので、今後リピートすることになりそうです。
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コメント

瀑泉

No title
目まぐるしく変わる天気の中,お疲れ様でした。
いや~,今回もテクニカルなお歩きで,大変,参考になりましたヨ。
明日は予定があるので,次の土日にでも,長手沢中間尾根を歩こうかと思っていたんですが,この様子では,葉っぱが残って無さそうですネ。
やっぱり,今年は早いなぁ~・・・去年の18日と比べても,遜色の無い色だし。
ところで南東尾根,紅葉もそうですが,尾根自体も南尾根より良かったでしょう,本当にアソコは,テープが付かないことを願うばかりですヨ。
それと足倉沢右岸尾根,確かに足倉沢周辺の紅葉は見事ですものネ。それに,神子内林道終点から半月峠まで繋げていないし,来年のリストに登録させていただきますヨ。

たそがれオヤジ

No title
こんにちは。
ちょうどいい時に歩かれたようですね。赤いボンボンですか…。
瀑泉さんではありませんが、相変わらずの技巧的なお歩きですね。
普通、地形図を眺めただけでもそんな尾根のバトンリレーのような歩きはできませんよ。感心いたします。
沢に下りた先がどうなっているのか、現場に行ってみないことにはコースも設定しづらいところもあるし、きりんこさんは、この辺をまめに歩かれているからのなせる業なのでしょうね。
しかし、出発時に早速下り開始といった歩きは発想外ですねよ。普通は考えませんね。

南東尾根は無傷のままですか。とはいっても、RRさんなりが撤去なさっているのではないでしょうか。

きりんこ

No title
瀑泉さん、おはようございます。
というわけで、瀑泉さんの記事を参考に歩かせていただきました。テクニカルというほどでもないと思いますが、林道歩きを避けようとしたらこうなったって感じでした。
あら、今日はお出かけできずですか。自分もですが、残念ですねぇ。長手沢中間尾根のボンボンもきれいでしたよ。この日の強風の影響もほとんどなさそうでした。ただ、この先の天気にもよりますが、確かに1週間後だときびしいかもしれませんね。
南東尾根、お陰様で楽しめましたよ。でもやっぱりこの時期が一番でしょうから、毎年の定番ルートになりそうです。
足倉沢付近の紅葉ですが、近くに行くと見えなくなっちゃうので、駐車場あたりから見るのが一番みたいですよ。

きりんこ

No title
たそがれオヤジさん、おはようございます。
今回はたそがれさんの足倉沢右岸尾根の記事のおかげで、だいたいのイメージがつかめたので計画できたようなものです。風は強かったですが、いい時期に歩くことができました。改めて、情報に感謝いたします。
自分は時に写真屋にもなるので、何時にどこで撮影するか計算しながら歩く癖があり、下りスタートになることもよくあるのですよ。登りで終わるというのは、身体的にも精神的にもきついですね。時間配分も登りの方が難しいですし。ただ、疲労した後の下りがない分、転倒や事故は減らせる気はしています。
確かに、あれだけ足尾の奥地まで汚されているのに、こちらの顕著な尾根が無傷というのも不思議ですね。また行ったとき、どうなっているか確認しておきますよ。
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きりんこR

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