2016年1月10日 新谷~鶏鳴山~火戸尻山~中小来川

鳴虫山から石尊山までの尾根を繋いでみようと思い、前回中山から鶏鳴山、石尊山と縦走しました。今回は残りの未踏部分をつなぐことを目的に歩いてきました。

本日のコース
東小来川公民館向かい駐車地(7:32)~林道終点(8:08)~鶏鳴山北峰(8:38~8:52)~840m峰(9:10)~県道14号(10:18~10:23)~788.5三角点(10:56)~892P(11:53)~996P(12:50)~火戸尻山(13:45~13:50)~627.1三角点(14:55)~愛宕神社(15:20~15:28)~県道277号(15:37)~駐車地(16:00)

当初予定では、鶏鳴山への登りは947Pのやや南から「小春」に向けて西へ伸びる尾根を利用するつもりであったが、昨晩遅くまでブログ記事を作成したりして夜更かししてしまい、出発が予定よりも1時間遅れになってしまったので、時間が読めない未踏尾根はやめて新谷からの一般的なルートに変更しました。少しでも時間短縮しようと、車を林道入り口まで入れようとしたら柵がしてあって方向転換するスペースもなく、狭い道をバックしたりしてかえって時間を無駄にしてしまいました。結局少し戻った東小来川公民館近くのスペースに車をおかせてもらい、そこから出発しました。ここから鶏鳴山までは3年前に歩いていますし、いくつか林道分岐はあるものの特に迷うことなく終点に到着しました。林道終点からは踏み跡をたどって小沢に挟まれた植林の尾根を登って行きます。8:10分頃、遠方から静寂を裂いて発砲音が一回。その後も数十分おきにあちらこちらから聞こえてきました。今日もハンターに怯えながらの歩きです。標高800m付近から自然林に変わり、傾斜も増してきます。落ち葉が積もって土も少し凍っていますがスパ靴のおかげで安定して登って行けました。ここは比較的歩かれているルートなので、踏み跡もあり目印も多いので迷うことはないでしょう。


鶏鳴山北峰からの眺望。4日前は曇っていて日光連山が見えませんでしたが、今日はバッチリです。今日歩くルートの大半が見えています。




墨絵のようで美しいです。








天気がいいので、のんびり撮影したりパンをかじったりしていたら、あっという間に15分経過してしまいました。今日は先が長いので少し急ぎます。北峰からは4日前に登りで歩いた急斜面を下ります。スパ靴の恩恵を受けながらガシガシ下って行きます。登りでは不要だったトラロープも有難く利用させてもらいました。このトラロープの区間、途中で3回中だるみがあり、全部で四段になっていることがわかりました。

振り返って鶏鳴山。



20分ほどで840m峰に到着。ここから先がやっと未踏区間で、北西の尾根を下って行きます。尾根型ははっきりしており、時々古い赤テープもあったりします。自然林が続き、徐々に西側は植林が増えていきますが、樹間越しに日光連山や高原山、夕日岳等を見ながら下って行きます。標高740mで北東の尾根に行かなければいけないところに気づかず直進しルートミス。少し先の小ピークで地図を見て気がついて戻ります。ここは要注意ポイントです。ここからしばらく植林となり、何もない716Pは北西へ。次の小ピークの先が伐採されており、日光連山方面が開けていたのでしばらく撮影しました。


日光連山と、大真名子山の手前が鳴虫山。996Pから高平山に続く稜線が影で黒くなっています。その手前がこれから歩く予定の尾根です。



夕日岳の手前に六郎地山、その手前が火戸尻山。



ここから先は枝尾根が多いので注意しながら読図を楽しみます。地形図を見て事前に注意していましたが、比較的分岐がわかりやすいところが多いので、順調に進むことができました。601Pの手前の鞍部が古い林道の切り通しのようになっており、両側とも急斜面なので北側から巻くようにしました。ここからの登り返しが地図で見る以上に急で結構堪えました。601Pを過ぎると左下から車のエンジン音が聞こえるようになり、道路が近いことがわかります。最後は少しのヤブを漕いで県道14号線の峠となるところに出ました。綺麗な道路で、結構交通量もあります。少し休憩し、反対側の尾根に取りつくのですが、塀があるので少し北東に移動したところ、古い作業道があったのでそこから入って行きました。5分ほど作業道を歩くと倒木がふさいでいたのでそこから尾根に上がりました。当初予定は一つ南隣の尾根でしたが、すぐに合流するので構わず進みます。基本植林ですが、ヤブはなく、踏み跡や目印もあり歩きやすい尾根でした。右に高平山方面の稜線を見ながら登って行きます。左から予定尾根を合わせると、徐々に自然林が多くなり、尾根も細くなって踏み跡が濃くなりました。

788.5三角点手前の伐採地より、鶏鳴山。



三角点峰にはRKさんの標高板が落ちていました。



三角点峰から先、自然林が主体となり、踏み跡もますます濃くなります。この部分は様々な周回ルートに利用されているのでしょう。三角点から812Pの先までが、この日歩いていてもっとも気分のいいところでした。



伐採地より、高平山と奥に高原山







812P手前の鞍部には酒瓶が散乱した平坦なところがあり、作業場があった跡なのでしょう。812Pを越えた鞍部に青い薬莢が落ちていました。近くまで林道が来ているのか、地図で確かめるとすぐ右下まで道が伸びていました。山奥を歩いているつもりでいると、こういう場所が恐いですね。高平山との分岐で北西に向きを変えると大岩が立ちはだかるも、前方が見えているので無理して登らず右から巻きます。ここから892Pまでの登りがしんどいところです。わずか80mほどの登りですが、かなりの傾斜があり、せっかく登ってもすぐに160m下ることがわかっているので、なおキツク感じます。892Pには境界標と造林業者の杭があるだけでした。892Pからの下りもかなり急です。砂利混じりのグズグズの斜面ですが、スパイクのピンがしっかり効いてくれました。

鞍部から、996Pの稜線。ここから250m登り返さなければなりません。



鞍部から少し登った791Pの北側は鹿ネットで囲われた伐採地になっていました。12時を少し過ぎたので、ここで10分ほどお昼休憩としました。
伐採地より鳴虫山方面。



しっかり休憩し、最後の登りに取り掛かります。植林の中を登って行くと前方が開け、伐採地に到着しました。ここまで歩いてきた稜線、これから歩く稜線も一望できます。この頃から時々突風が吹き、土埃が飛んできました。



最後の急登を終え、996Pに到達しました。これで鳴虫山からの稜線と接続しました。ここから鳴虫山までは、3年前にぐっちゃんと歩いています。できれば今日も鳴虫山まで往復したかったのですが、時間的に厳しいのでやめておきましょう。距離的にはまだ折り返し地点ですから。この後、火戸尻山方面に向かうのですが、最初の鹿柵のところではまってしまいました。伐採地に沿って行けばいいところを、方角が違うような気がしてしばらく鹿柵の抜け道を探し、5分くらいロスしてしまいました。この後、一旦下りきったところに壊れた石祠がありました。前回写真に撮っていなかったので、そのときは気が付かなかったのでしょう。植林の中919Pに登り返し、しばらく平坦に進んで下りはじめるところで西側が伐採されており、六郎地山の稜線がすぐ近くに見えます。



一気に下り、火戸尻山手前の鞍部は東側が伐採され、鶏鳴山から笹目倉山の稜線が望めます。ここから伐採地の中を下って行けば、東沢沿いの林道にエスケープできそうです。



鞍部から130mほど緩やかに登り返し火戸尻山です。感覚がマヒしてしまったのか、登りもあまり辛くなくなってきました。

山頂手前の雑木林。奥に男体山。



山名板は今はこれだけ。前回よりもだいぶ減ったみたい。



ここから先の南東尾根は再び未踏区間。事前調査はしませんでしたが、地図を見ても周りの山から見ても植林一辺倒の稜線であることは明白。岩場やヤブもないと予想しています。小さな登り返しが3か所ほどありますが、時間的には明るいうちに末端まで行けそうです。標高790mで一般道を右に分け、木の枝で塞がれた東の尾根に進みます。標高750mの分岐は南へ。この分岐には左へ矢印の看板がありますが、東沢の方から上がってくるルートがあるのでしょう。あとは檜の植林を読図にだけ気を遣いながら黙々と歩きます。675Pへの登りは、鶏鳴山北尾根なみの急登で想定外でした。このピークへの登りあたりから、地面に保安林の看板(昭和58年)が数十メートルおきに落ちているのが気になりました。641Pの次のピークで、東へ行けば駐車地にショートカットできるなぁ。でも時間に余裕があるし、予定通り末端まで行ってみよう。と直前に確認しておいたのに、なぜか迷わず東に向かってしまいルートミス。そろそろ脳みそも疲れてきたかな。気を取り直して正解尾根へ。627.1三角点には割と新しいシャロームさんの標高板があり。564Pには3時少し過ぎに到着。尾根の両側から車の通る音が聞こえ、そろそろゴールも近いことを知ります。標高430mの最後の分岐には愛宕神社があり、石祠やら石像やらがたくさんあってしばらく撮影を楽しみました。









巨大石祠の中には、猪に乗った将軍地蔵がありました。



神社からは西に向かって手入れのされていない参道が続いており、せっかくなのでそちらに向かいました。途中にも石仏などがあり楽しんでいたのですが、徐々に藪っぽくなって参道を覆い尽くすようになりました。最後の社殿から下は刈り払いがされていました。当初予定より西にずれてしまいましたが、無事に下山しすぐに県道277号線に出ました。あとは約2.5K歩いて駐車地に戻るのですが、スパ靴での舗装道路は歩きづらく、かえって足に負担がかかってしまいました。まぁ、ここまで助けてもらいましたから、それくらいはガマンしますけど。車に戻って靴底を見てみると、ピンは右が1本脱落、左は脱落なし。ピンのないイボは右が約半分の10本損傷していました。左は4本ですから、かなり右に負担をかけて歩いていたのがわかります。やはり、左足を骨折してから左をかばいながら歩いているのでしょう。今回は固い地面の急斜面が多かったのですが、にしてもちょっと損傷が激しすぎるかなぁ。今回のような歩きをしていると、目標の10回ももたないかもしれませんね。ちなみに、GPSの記録だと今回の沿面距離は24.5Km、累積標高差は2400m超えということで、久しぶりに歩きごたえのある山行でした。

本日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平成24情使、 第617号)

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コメント

瀑泉

No title
いやはや,この時季に24km超を8時間半ですか(驚)。距離・標高差も凄いけど,相変わらずお早い。
火戸尻山~鳴虫山は歩いてるけど,さすがにそれ以外は未踏ですヨ。
まぁ,鶏鳴山まで繋げようとは思いませんが,788.5三角点から996mの稜線歩きは良さそうだし,東沢をぐるっと周回するルートでも歩かせていただきますヨ。

みー猫

No title
おはようございます。
前半の写真は空撮かなと思いました(笑)それくらい低山とは思えない気持ちよい写真ですね。1回に3倍(驚)歩いてたら、そうもたないでしょう。この靴どんどん歩ける感じは確かにします。
みー猫

きりんこ

No title
瀑泉さん、おはようございます。
低山なので、時間をみながらどこからでもエスケープできるという気持ちの余裕もありましたが、早いのは、靴のおかげもあるのかなぁと思っています。
996Pと鶏鳴山をつなげるのは自分だけのこだわりでしたからね。私も東沢流域の周回くらいが、ちょうどいいコースだと思いますよ。788.5三角点の北側はいい雰囲気なのでオススメです♪

きりんこ

No title
みー猫さん、おはようございます。
言われてみればそうですね。低山とはいえ、標高差600mもあるので高度感はありますね。お天気山と、ここからの景色は自分のお気に入りなんです♪
今回は、花粉が本格化してしまう前にと、ちょっと欲張ってしまいましたね。この靴、今回のようなコースでは相性ばっちりで、いいものを紹介していただきました♪履き潰したら、また次も買おうと思っていますよ。
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きりんこR

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