2016年3月10日 次石山


かまど倉から望む次石山の稜線




この日は、午後の空いた時間を利用して次石山に行ってきました。
以前からこの近くを通るたび気になっていた山で、岩稜もあり、その筋の方々の間でもそこそこ楽しめると評判の山のようで、いつか歩いてみたいと思っていました。地形図を見てみると、石尊山からの尾根とつながっているわけではないのですが、黒川の左岸尾根として考えれば見野の住吉神社が尾根の末端とすることができ、そう考えると俄然やる気がでてきました。せっかくなので、ルートは1月に鶏鳴山から赤石山へと歩いたルートと連結させることにしましょう。

まずは下山予定の板荷中学校の近くに自転車をデポし、出発地の住吉神社へ移動。車をとめられるか心配でしたが、赤い鳥居の前にスペースがあり無事に駐車。さっさと準備をし、14時17分に出発です。



今日も時間に追われながらの歩きとなりそうです。神社には古い石灯籠や石祠があり、なかなかいい雰囲気でした。社殿の裏手から山入りします。



緩い尾根を登っていきます。よく手入れがされていて、ヤブもなく歩きやすい尾根でした。



一つ目の小ピークに石灯籠がぽつんと立っていましたが、文字は判別できず。




先ほどのピークから北へ薄い踏み跡が続いており、辿っていくと北側が開け、赤岩山方面が一望。ここから先、地形が複雑になるので方向に注意しながら歩いていたつもりですが、早速ルートミス。幸い斜面が緩いので適当にトラバースして正解ルートに復帰しましたが、低山といえど侮れません。



ぬたば



植林主体の中に自然林も混じり、時々西側の田園風景が望めます。ヤブもなく、快適な歩きが続きました。しかし、気温は低いのに湿度が高いため汗が吹き出し、シャツ一枚になりますがそれでも汗が止まりません。裸になるわけにもいかないので我慢して歩きますが、この時期でこの有様じゃ、これからの季節が思いやられるなぁ。



さて、テープが目に付くようになると黄色い標識が現れ、すぐに鉄塔に到着。鉄塔の間からは先日歩いた深岩山や岩山が望めました。



鉄塔の先も整備された道が続き、プラスチックの階段も現れました。



しっかりし過ぎた道で少し気が緩んでいたところ、目の前に突如として岩壁が立ち塞がりました。見上げると、トラロープがぶら下がっているのが見えるので、直登する人もいるようですが、今日は岩が雨で濡れていることを言い訳にして巻道を探ります。左に少し降りると、容易に巻くことができました。



岩場を巻いた後、やや急な露岩帯をひと上りすると御嶽山に到着しました(14:57)。山頂にはいくつかの祠や梵天があり、信仰の厚さがうかがえます。



山頂より、北の鞍部に向かって急降下しますが、向かう方向にははっきりとした尾根型がないため、まずは北北東に向かう尾根を下り、途中で尾根を離れトラバース気味に鞍部に到達することができました。

鞍部に合流



鞍部から急な登り返しになります。境界標などがあり、踏み跡も続きます。



傾斜が増してきて露岩帯になりました。ここは足場もしっかりしており、直登します。



徐々に展望が開けてきて、振り返ると御嶽山。曇っているのが残念。



赤岩山から鞍掛山への稜線。眼下の森がまるで原生林のようです。



二股山、かまど倉(右)方面



430m峰付近はかつて山火事があったらしく、木々は黒く焦げていました。



火事の後育った若い灌木の間を縫うように道が続きます。



この岩場は特に問題なく通過



急登で額から汗が流れてきます。



平坦になると次石山の山頂まであと少し



次石山に到着しました(15:30)



本当なら、山頂の東側にある岩塔へ行きたいところですが、今日は時間がないのでヒカゲツツジの時期にでもまた来ることにしましょう。

樹間より岩塔を望む



山頂より、北へ向かって急降下します。




標高420m付近で西に向きを変えるところは尾根の形が分かりづらく、赤テープがあり。



時々岩場が現れ、飽きさせません。



思ったより自然林も多く残されています。



石祠の立つ雷電山(15:50)



ここの下りは木の根っこにつかまりながら、慎重に。



ルートのやや東側にある420mピークに石祠でもないか見に行っていましたが、何もありませんでした。ガクッ。



ルートに戻って北上します。



プラスチックの階段が現れると、間もなく赤白鉄塔に到着しました。川化山や羽賀場山方面が望めます。このすぐ上のピークにはカワスミさんの予松山の名板があり。麓の集落名があてられたのでしょう。



ゆるやかに下って登り返すと、今度は今里山の名板。こちらも麓の集落名ですね。



東へ向きを変え進んでいくと、掘割のようなものを横切ります。



その先で右手に建物の跡のような平地があり。



突然ベンチが現れたと思ったら、八方館の表示が。



ここからはハイキングコースのようで、テープが賑やかになりました。



板荷と小倉城山の分岐。この一つ先のピークから板荷方面へ下る予定でしたが、道があるならこの標識に従って下山することにしましょう。でもその前に小倉城山にもよっていきましょう。



ピークの右側を巻くように道が付けられており、それを辿って小倉城山に到着です(16:28)。近くには案内板もあり。



分岐まで戻って板荷方面に向かいます。こちら側は目印が少なく、踏み跡も薄いです。



途中で踏み跡を見失ってルートを外れてしまいました。どこからでも下れますが、右下に作業道が見えたのでそちらへ下りることにしました。



作業道を歩くことにしました。



作業道は、下山予定していたところよりも少し西側の舗装道路につながっていました(16:42)。正面に赤石山が見えました。



あとはデポした自転車で25分ほどで駐車地まで戻りました。歩いた稜線を撮影していると、ちょうど赤い電車がやってきていいアクセントになりました。



軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平成24情使、 第617号)

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コメント

ふみふみぃ

No title
岩場の雰囲気が粟沢北の低山帯に似ています。鹿沼の山はこんな感じのところが多いのでしょうか。こちらの祠は手入れがされていそうな感がありますね。
きりんこさんの記事に触発された、というわけでもないのですが今日は降雪止まない足尾から逃げて鹿沼散策に行ってしまいました。すぐ溶けるとは思いますが峠道は降雪・凍結に気をつけたほうがいいかもしれません。

瀑泉

No title
随分,遅い出発でしたネ。
次石山,次石観音をはじめ,意外と岩場が多いですネ。
此処もコース取りが悩ましくて・・・まぁ,そのうち足を運ぼうとは思っていますが。。。

サクラマス

No title
イワウチワの群生が見られるお山ですね。ここもいつも行川に釣りに行く時にかすめて通りますが花期に訪れてみたいです。変化があって飽きないのが良さそうです。

きりんこ

No title
ふみふみぃさん、おはようございます。
確かに前日光の主脈は似た雰囲気のところが多いですね。粟野中央尾根を除くと、必ず岩場がありますしね。
御嶽山の祠では今でも祭事がおこなわれており、地元の人に大切にされているようです。
足尾や粕尾方面はそんなに雪が積もっているとは思わなかったので、ふみふみぃさんのブログを見て驚きました。情報のおかげで、今日は山はお休みです。

きりんこ

No title
瀑泉さん、おはようございます。
実は、当日の午前中は娘の中学校の卒業式だったのですよ。そんな日に山へ行くのもどうかと思いましたが、午後は娘も妻も約束があるとか言って、どうせ一人になるなら山に行ってしまえと、急遽でかけたわけです。
今回は次石観音をパスしてしまったので、花の時期に必ず再訪したいと思っています。もし瀑泉さんが行かれるのでしたら、御嶽山から430m峰の区間がおススメですので、コースに含めてほしいと思います。

きりんこ

No title
サクラマスさん、おはようございます。
イワウチワの葉っぱもたくさんありましたね。ヒカゲツツジも咲くので、私も花期にまた訪れたいと思っています。
下から見ただけでは想像できないくらい、いろんな要素がつまっているお山でした。きっと、飽きずに歩けると思いますよ♪

yuk*****

No title
こんにちは、次石山は「地図にない山=倉持氏」の記事にあった紫雲山という名前に惹かれ、2012年に行きました.取り付きが判らず川化から適当に登り何とか次石山へ.眼鏡を忘れたので地図を見る事も出来ずその後も迷いに迷って、時間切れ.結局紫雲山は到達出来ずに与松集落に下りて帰着しました.
きりんこさんのレポでは紫雲山という名前は出て来ていませんが、与松山とか今里山とかなどを言うのでしょうね.特に意味もないのですが、今度繋げてみます(笑)
ヒカゲツツジなど、じっくり見た事はありません.これも楽しみに加えておきましょう.

きりんこ

No title
雪田爺さん、おはようございます。
紫雲山という名前は、先人の方々の記録を見て自分もいい名前だな〜と思っていましたが、出どころがわからなかったので、載せるのを遠慮してしまいました。調べたところ、紫雲山というのは今回自分が歩いた御嶽山から小倉城山までの山なみを総称しているみたいですよ。それに対峙する川化山やかまど倉は白雲山というそうです。何れも、麓から眺めて付けられた名前なんでしょうね。そんなわけですから、雪田爺さんも紫雲山の一部はちゃんと歩かれていることになると思いますよ。正直、与松山から今里山のあたりは、紫雲山の中でも植林主体のじみーな山域でした。ヒカゲツツジの時期に行かれるのでしたら、むしろ南側の次石観音や御嶽山の周回をおすすめいたしますよ。
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きりんこR

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