閑馬川流域大周回を目論むも、脚の不調と時間切れで途中断念(その1)

2016年12月11日(日)
天気:晴れ
メンバー:単独
コース:佐野市役所新愛支所(JA佐野愛村支店)(7:35)~尾根取付(7:45)~204P(7:53)~林山(8:47)~金原山(9:21)~金原林道(9:27)~閑馬岩峰群第1峰(9:53)~高鳥屋山(11:18)~近沢峠上の石祠(12:50)~562.2三角点(13:17)~石尊山(14:07)~399P(14:30)~沢口(15:02)~駐車地(15:58)


なかなか山を歩きたいとか写真を撮りに行きたいという気が起こらず、ダラダラと過ごしているもんだから体重が増える一方で困ったものです。今までハードな歩きを続けていたのが急に動かなくなったから余計にその反動が表れやすいのでしょう。このままじゃいかんということで、運動不足の解消(腹減らし)を目的に少し長めに歩くことにしました。行先は、安蘇の主脈つなぎの一環として前にストックに入れておいた中から閑馬川の両岸尾根を周回する計画を選択しました。距離が長いので、日の短いこの時期に歩き通せるか微妙だとは思いましたが、時間切れになったら適当にエスケープするつもりです。もちろん周回が完成すれば御の字ですが、とりあえずカロリー消費が一番の目的ということで。


駐車地は、周回達成を前提に佐野市役所新愛支所(JA佐野愛村支店)の広い駐車場をお借りしました。




歩き始めてすぐ、下山予定場所の171Pと神社マークの様子を確認。171Pは千躰庚申山というらしい。そのことを知ったのは帰ってきてからのこと。以前ノラさんの記録を読んでコメントまでしたのに、山の名前などまったく覚えていませんでした。
ここから下山の予定だったのだが。





閑馬川。今日はこの流域をぐるっと周回するという計画。正面が204P。




民家があるのでなるべく目につかないところから204Pへの取付き点を探していると、出雲神社の南側あたりにちょうどよさそうなところがあり、適当に尾根にとりつく。画像奥の赤い柵で囲われているところが出雲神社。




尾根末端には鉄格子でふさがれた洞穴がいくつかあり。鉱山の試し掘りかなんかでしょうか。傾斜は急ですが、藪はなく、踏み跡もあるのですんなり尾根に乗りました。




もう人目を気にしなくてもいいなと思ったが、あちこちで犬が吠えまくっている。向こうからはこちらが丸見えなのかも。




尾根取付きから10分弱で204P。倒壊した石祠が2基あり、そのうち1つには明治7年と彫られていました。




204Pから少し下ります。落ち葉で滑りやすいですが足元に気を付ければ問題なし。





帰りに歩く予定の閑馬川西側の尾根。





標高240mで平らになると、北側からの明瞭な踏み跡と合流しました。





再び登りになり、植林と自然林の境目を歩きます。この辺りから青いテープが散見されるようになりました。




南東からの尾根と合流し、310m級ピークからは樹間から富士山や八ヶ岳が望めました。このピークに人工物は見当たりませんでした。歩き出してから30分程度ですが、体の調子は良さそう。筋力の衰えも今のところは感じられない。暑くなったので長袖シャツ一枚になり、アクエリアスを飲む。




310m級ピークより、前半戦ハイライトの閑馬岩峰群。まだ遠いですな。





明るく心地よいルートです。










落ち葉を踏みしめて




318P先の登りはやや急になります。落ち葉で滑るけど、チェーンスパイクに頼るほどではない。




370m級ピークの分岐で東へ降りるところに何やら古い石標のようなものがあしました。





389Pからゆるく下る。正面に一般ルートの通る林山が近づいてきました。





林山へと緩やかに上ります。





尾根取付きからちょうど1時間で林山に到着しました。人の気配は感じません。ここから金原林道までは一般ルートですし、既知のルートなのでお気楽コース。





六地蔵峠手前からの眺望。左に金原山。男体山は雲の中。





不動岳、三峰山方面。




六地蔵峠。この辺りにくると、いつもダニがくっつきます。今回もデカいのが2匹たかっていました。




そろそろ、落ち葉で滑るのがストレスになってきたので、この辺でチェーンスパイクを履きました。





急登を終え、石祠のあるピークで撮影休憩。富士山は真っ白です。





金原山は素通り





金原山から数分で金原林道に到着。車はありません。



さて、いよいよ閑馬岩峰群を目指します。岩峰群については、過去に皆様の記録を読んだかぎり、どうにかなるだろうと思っていたので、現地対応を楽しむためあえて直前には調べませんでした。ただ、それによっていくつかの見落としもあったのですが。

林道を横切り、植林の中のはっきりした踏み跡を辿ります。テープの目印も続きます。





389Pを過ぎ、第1峰への登りがはじまると、ネットでよくみる捨てられた簡易トイレがあり。





徐々に傾斜が増してくると左に向かう作業道が目に入りましたがそのまま急な尾根を直登しました。




喘ぎながら急登し、林道から約30分で第1峰に到着です。時間的にも順調だし、今のところ体調も問題ありません。景色がいいのでしばらく撮影&エネルギー補給します。





これから向かう方向





大鳥屋山~唐沢山方面





三峰山方面





寺久保山、大小山方面





富士山




(その2)に続きます。
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コメント

サクラマス

No title
これならロングコースを歩けますね。フジヤマが良く撮れてますがかなりのレンズをお使いなのでしょう。ここは禁猟区でしょうか

きりんこ

No title
サクラマスさん、こんばんは。
はい、常に道路が近いので、時間を見ながらどこからでもエスケープできますからね。舗装道路歩きが苦でなければ、計画の自由度も広がりますね。カメラは、実はコンデジなのですよ。といっても超望遠撮影ができる機種なので、それなりに写ってくれました。ここは禁猟区ではないみたいです。下山したときに猟師さんとお会いして少し話をしたのですが、閑馬岩峰群のあたりは鉄砲担いで犬を連れて歩くのはきついので、猟に入る人はあまりいないそうです。

ふみふみぃ

No title
ぼんやりと記事を眺めていて青テープが・・のところであああの尾根か、と分かりました(笑)。近沢峠の北の方にいかれたかと思ってましたが南側でしたか。そのうちバスを利用して三床山から近沢峠まで歩こうかと思ってましたがやはり時間と疲労は考慮しないといけないようですね。
318P先の登りはちょっと急ですよね。ずざーっと半ば滑り降りるように下ったような記憶があります。
六地蔵峠のところでいつもダニがつく、にびくっとしました。春に歩いた時はダニに気付かなかったんですがわりと暮らしてるんですね。そういえば運び屋のカモシカにも会いましたしダニがいても何の不思議もないですね。

きりんこ

No title
ふみふみぃさん、こんにちは。
そういえば、ふみふみぃさんもアカヤシオの時期に歩かれたんでしたね。下の方を除いて、かなりの部分でコースが重なっていたみたいで。318Pの先、下りだとちょっと腰が引けそうですね。自分は登りでもチェーンスパイクを履こうか一瞬迷いましたし。
近沢峠の北側も候補にありましたが、寒そうなので今回は標高の低いほうを選びました。さすがにこの時期は昼間が短いですよね。2時も過ぎると陽が傾いて焦りも出てきます。バス利用でしたら、近沢峠から三床山方向に歩けば、もし暗くなっても一般道なのでどうにかなるでしょう。まぁ、そうならないような距離と時期を選定したほうがいいでしょうけどね。
ダニはどこにいてもおかしくないでしょうけど、特に六地蔵峠付近は多いみたいです。
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きりんこR

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