2017年1月3日 大小山~鳩の峰~山王山~寺久保山

2017年1月3日(火)
天気:晴れ
メンバー:単独
コース:寺久保町(9:20)=自転車= 神明宮(9:36)~210.9三角点(10:08)~大小山(10:55)~越床峠(11:35)~鳩の峰(12:35~12:45)~272.1三角点(13:00)~塩坂峠(13:25)~山王山(14:15)~寺久保山(14:52)~般若峠(15:30)~駐車地(15:40)


短い正月休みの最終日、最近ホットな?大小山から寺久保山を歩いてきました。例によって事前に何も調べず、ただ地形図を見て周回しやすそうな尾根を選んで歩きましたが、神明宮から大小山のルートも、寺久保山から般若峠への下山ルートも、帰ってから調べるとそれなりに歩かれているルートでした。


寺久保山からの下山口がどのへんになるかわからなかったので、邪魔にならない適当なところに車をとめ、自転車で尾根取付き予定地に向かう。

自転車で移動中、取付き予定の尾根。中央が210.9三角点かな。




ここに自転車をとめて歩き出す。地形図で神社マークがあることはわかっていたが、神明宮という名前はこのときはじめて知る。




鳥居をくぐると階段の途中にイノシシ柵があり、カラビナをはずして先へ進む。長い階段の上に凛々しいい表情の狛犬。




社殿左奥の石祠の脇から早速ヤブっぽいところに入ると、以外にも赤テープがつけられている。しかもかなり近い間隔で。この時点では、こんなところ歩く人もいるんだなぁ程度にしか思わなかった。




古い道型もあったりするが、落ち葉で埋もれていたり倒木が邪魔でかえって歩きにくかったりする。歩きやすいところを選びながら適当に。




道型から離れても、たいしたヤブではない。




標高140mくらいで尾根型がはっきりする。樹間越しに周囲の景色が望める。一番高いピークは鳩の峰だろうか。




明るい雰囲気の尾根が続く。




三角点ちょい手前、尾根の東側10mくらい下に富士浅間神社。尾根の中心を歩いていたら見逃したかもしれない。




そしてすぐに210.9三角点。これまでと景色はあまり変わらず。




三角点から先でヤブがやや濃くなる。まずは灌木ヤブの斜面を下っていき、鞍部ではカヤト、そして篠竹ヤブが現れる。ただし赤テープは相変わらずくどいようにつけられている。




217Pの次の小ピークで大小山(妙義山)が正面に見えるようになった。この写真を撮影中、5人組の団体さんとすれ違う。こんなマイナーなルートを歩く人もいるんだと驚いた。リーダーの方に、「どこから?」聞かれたが、どう説明したら通じるんだろうと考えていると、向こうから「神社から?」と言ってくれたので「そうです」と答えた。この辺りに詳しい方のようだ。あちらの行先を聞かなかったが、もしかするともっとまともな別ルートがあるのかもしれない。




徐々に踏み跡が濃くなって一般道と合流。大小の看板が見える位置にきた。




あとはお気楽ルート。阿夫利神社からの道と合流すると一気に人が増える。時間的に、もしかするとノラさんとすれ違ったかもしれないようだ。お話できず残念。



妙義山山頂には常連っぽい人が数名休まれている。よそ者の自分は少し距離をとって周囲の展望を楽しむ。山頂はよろけるほどの強風で寒い。

中央から右手前に続くのが歩いてきた尾根。その奥にゴール地点の寺久保山。日光連山は少し霞んでいる。




これから進む越床峠方面。左は大坊山か。標高300mとは思えない岩稜を一気に下っていく。




一般道だからと、いい加減に岩の上を歩いていると、崖の上で行き詰ったりして、意外と侮れない。




地図で見ると越床峠まですぐかと思ったが、いくつかピークを越えながらも大坊山がなかなか近づかないように感じる。人気のルートのようで、次々とハイカーとすれ違う。高齢者も多い。




石祠




越床峠。2人組ハイカーとすれ違う。これがこの日出会った最後の登山者だった。大坊山から大小山への縦走が人気のコースなのだろう。みー猫さん同様、ここで少しまごつき、間違えて大坊山方面に少し進んで戻ったり。




今は使われてなさそうな舗装道路に出ると、切通しの東側にピンクテープがあったのでそこへ行くと案の定踏み跡がありそれを利用して尾根に乗る。少し進むと左側にロープが張られており、覗き込んでみると抉り取られた山が痛々しい。このロープ、安全対策と見せかけて臭いものに蓋をしているようにしか思えない。




越床トンネルの上にくると周囲が開けて好展望。風が冷たい。




石祠




また




このルート、植林がほとんどないのは感じがいい。




しばらく小さなアップダウンのみであったが、鳩の峰へは久しぶりに急登の様子。



予想通り、松の生える岩稜を一気に登る。




神社の残骸が物悲しい鳩の峰に到着。ここまでかなり歩いたような感覚だが、まだ3時間くらいか。地図を見ると、今日の行程の中間地点あたりになるようだ。多少時間に余裕があるので、腹も減ったし10分ほど昼休憩する。




腹ごしらえが済んだら272.1m三角点に向かうことにする。正直、気分的には別に行かなくてもいいかなぁと思ったが、みー猫さんの記事に近いうち行く予定とコメントしてしまった手前、義務的にといった感じ。これまでと比べると踏み跡は薄くなるも、それなりにはある。左手に寺久保山を見ながら歩く。




約15分で三角点に到着。近くにあった山名板の文字は読み取れず。




このまま尾根を辿っても駐車地の近くに下山できそうだが、予定通り引き返す。




鳩の峰の頂上には戻らず、山腹をトラバースして縦走路に復帰。塩坂峠付近はよく整備されたハイキングコースで一気に距離をかせぐ。




山王山が前方に見えてきた。どっしりと存在感がある。




寺久保山への分岐を一旦見送り、山王山までピストンする。林道を横切って法面の切れ目から反対側の斜面に取りつくとすぐに植林の中に九十九折の踏み跡がありこれを追う。後から瀑泉さんの記事を見ると、ほぼ同じルートを歩いたようだ。だいぶ脹脛に疲労がたまってきて、思うように高度がかせげないが、今回は太腿はなんともなかった。最近続けて歩いている効果だろうか。最後は篠竹のヤブの少しかき分けると石祠と古い名板のある山王山の山頂に到着。




確か瀑泉さんとふみふみぃさんの記事で、別のところにも山名板があるというのを思い出し、背丈以上の篠竹ヤブの中に続く踏み跡を北へ辿っていくと、突然視界が開けて広場に飛び出した。やはり山名板が2枚あった。眺望はあまりよくない。風が吹き付け寒いのですぐに引き返し石祠のところで休憩。




山王山から西へ続く破線路を確認するため、石祠のところから適当に西へ下っていくと、すぐに植林の中に九十九折の道を見つける。間伐材が放置され煩わしいところもあるが、はっきりとした踏み跡が舗装道路のヘアピンカーブのところまで続いており、入り口には標識もあった。舗装道路を東へ向かい、寺久保山分岐まで戻る。分岐からもよく整備された道が続く。篠竹が刈りはらわれた道が続き、徐々に傾斜が増して歩みが遅くなる。今日はこれが最後の登りと自分に言い聞かせてかんばる。




最後は道迷い防止のためか、トラロープが続く。これを何度か潜ったりしなければならず、ちょっと邪魔。




眺望はない地味な寺久保山頂。ここからいくつかコースがあることはこの時点では知らない。地図上の202Pを目標に北東へと下ると引き続き刈り払いされていてトラロープもあったりする。なんだ一般ルートなのか?




と思ったらすぐに見晴台の標識があるところがあった。正面の尾根に進む。




足元は急なザレ斜面でどこから下るか躊躇したが、よく見ると立派なロープが固定されていた。やはりそれなりに歩かれているルートのようで、少し拍子抜け。




途中、何かの台座だけがあった。女人の後は読み取れない。禁制ではないようだが。




平穏な尾根になった。




マンガン鉱の採掘跡だろうか、2ヶ所ほど人工の穴があった。




徐々にヤブっぽくなり篠竹が煩わしいところもあるが、踏み跡は明瞭で赤テープも連続する。




途中、古い道標もあり。




地図上の破線が横切るところにくると、実際に明瞭な道型があり。後から知ったことだが、般若峠というらしい。峠を示す石祠でもないか辺りを探すも、それらしいものは見つからず。せっかくなので246Pまで行こうか迷ったが、藪が濃そうなのでやめておいた。この道型を辿って下山することにした。この道、倒木トラップが多く、潜ったり跨いだりと快適とはいえない。登りだとなお苦痛だろう。




最後は民家の裏あたりに行きついて道は消えてしまった。適当に藪を抜けると、湿地に足を入れてしまい両足とも泥だらけになってしまった。最後の最後でこれか。




あとはすんなりと車道に出て駐車地へ。今からなら大小山での夕景に間に合うかもしれない。一応、それも想定してカメラは車に積んできた。急いで自転車を回収し、阿夫利神社へ向かおうと思ったらかあちゃんから電話。今夜は実家にあいさつに行く日だよと。すっかり忘れていた。大小山に登ってからでなくてよかったぁ。真っ直ぐ帰路に着き、とりあえず新年早々親戚のひんしゅくを買わずに済んだとさ。




軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平成24情使、 第617号)
スポンサーサイト



コメント

ふみふみぃ

No title
ノラさんのとこのコメントで大小山から寺久保山を歩かれたとは知っておりましたがまさか取りつきは210.9三角点のある尾根だったとは。
奇遇ですね。実は今日寝坊して遠くに行くのが面倒だったんでその尾根を歩きに出かけたんですよ(笑)。私の場合逆方向から歩いて210.9三角点に行くのが面倒になって何故か湿地帯を彷徨い猪と遭遇しまくりでしたが。
寺久保山先のコース、どれが一般的なのかはわかりませんが先月刈り払いされて方もいましたし下から登る道もそれなりに手入れされてるんでしょうね。

瀑泉

No title
最近人気の大小山,遅ればせながら,昨日,自分も南端から塩坂峠まで繋げて来ましたヨ。おかげさまで,この尾根繋ぎもコンプリート出来ました。
最初の取り付き,面白い処から登られましたネ。寺久保までの周回は長いけど,272.1m三角点の尾根周回には使えそうかなぁ~とか思いました。
寺久保山の般若峠ルートは,一般ルートとして『山』本でも紹介されてるんですが,きりんこさん・ふみふみぃさんとも湿地inですか。そのうち利用するつもりなので注意いたしますヨ(笑)。

きりんこ

No title
ふみふみぃさん、おはようございます。
おや、ふみふみぃさんも同じ尾根を歩かれましたか。やっぱり同じようなところに目がいくものですね。でもふみふみぃさんのことですから、きっと一味違った歩き方をされたのでしょう(笑)。猪と遭遇しまくりですか。記事に書き忘れましたが、自分は至近距離でデカいウサギとデカい鹿に遭遇しました。寺久保山からのコース、瀑泉さんが書かれていますが一般ルートのようですね。他のコースに比べると歩く人も少ない感じですが、そこそこ手入れはされていましたね。

きりんこ

No title
瀑泉さん、おはようございます。
尾根つなぎのコンプリート、おめでとうございます。というか、まだつながっていなかったというは意外でした。瀑泉さんのレポも楽しみにしておりますよ。
最初の尾根は多少ヤブもありますが、難儀するほどではないので、仰るように鳩の峰の東尾根とかローソク岩の尾根と組み合わせると便利かなと思います。
寺久保山の般若峠ルート、自分も後から知りましたが一般ルートなんですね。それにしては登り口(自分の場合下ったところ)が判然とせず、湿地にはまってガッカリでした。あえて廃道化させているような意図も感じましたが。

みー猫

No title
こんにちわ。
272.1Pを訪問させてしまいすみません。その先の周回がどんなものか知りたかった気持ちもありましたが、誰かやっていただけるでしょう(笑)以前の情報では湿地の土地は私有地で入っちゃまずいような印象があったのですがそれほどではないようですね。きりんこさんとふみふみぃさんで大体湿地の周囲は取り囲まれたので、後はマンガン鉱の奥がどうなってるか?くらいが覗いてみたいところです。この近辺で鹿が出たと聞いたことありましたが居るんですね。
みー猫

サクラマス

No title
神社からの取り付き、そのうちに利用させて頂きます。この神社時々通過しながら気にはなってました。ここからなら飽きてきた大小山までのコースも趣向を変えて歩くこともできそうなので機会があった時の楽しみにしておきます。これも長いですね~

きりんこ

No title
みー猫さん、おはようございます。
いえいえ、みー猫さんが行かれる前から、予定はしておりまし、時間に余裕もありましたで。ただ、あんなコメントをしてなければ、なかったことになってたかもしれません(笑)。先の周回は、今調べたら一昨年の3月にハイトスさんがなさっていますね。
湿地は意外と広く、自分は民家を避けて北側から行こうとしてはまりました。逆に、少しヤブをこいで南端からなら民家からも離れ、湿地にもはまらずに済みそうな気がします。マンガン鉱は、狭い尾根のすぐ下を掘っているので、向こう側も丸見えでした。シカは、たぶん禁猟区なので悠々と暮らしているのでしょうね。

きりんこ

No title
サクラマスさん、おはようございます。
大小山の他のコースに比べると、かなり地味な印象になるとは思いますが、巨大なウサギやシカ、自分は見ませんでしたがふみふみぃさんはたくさんのイノシシを見たようですし、野性味ある歩きができると思います。
自分のルートはやや長めでしたが、他にもいろいろと周回ルートがとれそうですね。

たそがれオヤジ

No title
う~ん、新年早々のきりんこさんらしいお歩きですね。
前記事の千躰庚申山、小野久保山と合わせ読ませていただきました。
安蘇の山もいろんなルート取りができるんですね。感心してしまいますよ。
これまでそのエリアは、大小山、せいぜい大坊山の一般周回ルートしか知らず、寺久保山とて雷伝神社から医王寺へのあっさりルートを歩いたことがある程度のものです。
安蘇の山々にさほどの興味がなかったということもあって、せめて名のあるピークだけでも済ませて終わらせようといった気持ちもあったのでしょう。
ここのところ時期的なものもあって、少し突っ込んでみようかと、足利方面から改めて歩き出しましたが、安蘇の山も入門編にして、なかなか奥が深いものだなと改めて認識した次第ですよ。
きりんこさんのお歩きを参考にさせていただくレベルに早いとこ追いつきたいものです。

ノラ

No title
きりんこさん こんにちは。北尾根の登り始めは神社のところからでしたか。地形図に鳥居マークがあるのは気づいてましたが,今度神社には狛犬詣でも行ってみます。にしても272mの三角点寄り道して6時間歩きでさすがって感じです,真似できませんです。西場富士までの観音山との間も歩く人はほとんどいないようでカヤトと篠竹藪があって動物の宝庫って感じで罠もありました。ろうそく岩はなかったことにされて寄られなかったのですね。寺久保山周辺も昔に比べると踏み跡が多くなっているようでそれなりに歩く人も増えているということですね。寺久保山の山頂の雰囲気はあまり変わってないようですが。きりんこさんの写真はずいぶんクリヤーですね。コンデジですか?

きりんこ

No title
たそがれオヤジさん、こんばんは。
自分も安蘇の山あたりはまずは名のある山のピークハントからはじまり、次に主脈つなぎを目的にしていましたけど、やはりそれだけでは味気なさを感じておりました。興味を持つと地図の味方も変わってくるのでしょうね。でも自分なんぞまだまだ安蘇の山に関しては駆け出しです。たそがれさんでしたら、いろんな要素を加えて味わいのあるルートを編み出されるのでしょうね。期待しております。

きりんこ

No title
ノラさん、こんばんは。
ということで、こんなルートでした。ノラさんともすれ違ったかも知れませんが、一般道だといちいち話しかけたりしませんからね。ヤブの中だったら間違いなく職務質問するでしょうが(笑)。
神明宮の狛犬は、昭和型でそれほど珍しいものではないと思います。意外と長い階段と、途中にあるイノシシ柵は珍しいですが。
なるべくガツガツ黙々歩きはしないように気を付けているんですけどねぇ。ハイキングコースだと何も考えずにいつの間にか早歩きになってしまうのでしょうね。観音山から西場富士までは結構歩く人もいそうな気がしましたが、ヤブでしたか。イノシシに注意ですね。ローソク岩は、また今度別ルートで周回のときにとっておきました。まだいくつか気になっているルートがありますので。寺久保山周辺は刈り払いまでされ、しっかりと整備されていましたね。般若峠ルートは廃道化しつつあるようでしたが。
今回のカメラはコンデジのみで、何の加工もしていませんが、クリアーですか。
非公開コメント

きりんこR

FC2ブログへようこそ!

Tree-Arcive