2017年2月19日 鶏足山~高峯~雨巻山~足尾山周回(その2)



お堂脇から登っていくと、たそがれさんの記事で見た景色となんか違う。竹が丁寧に刈り取られ、ずいぶんと明るい印象となっていた。




後半戦のお楽しみと期待していたが、たそがれさん同様拍子抜けで、篠竹ヤブも漕ぐというほどではなかった。倒木が煩わしいという記録もあるが、そのようなところも気づかず通り過ぎてしまった。




尾根の中心よりもやや右側が、一見するとヤブのようだがツボがあって歩きやすい。左側を見るとヤブは薄そうだが倒木がたくさん転がっているようなので、倒木で難儀したと記されている方はそちらを歩いたのかもしれない。




ヤブが終わると傾斜が増してきて踏み跡もはっきりと。そろそろ足に疲労が出てきたようで、左の太腿が攣りそうな感じがした。そういえば、いつの間にかガツガツ歩いてしまっていた。少し休んで水分も補給する。




前方に標識が見え、一般道と合流。そこから数分で仏頂山に到着した。山頂には3名休まれており、眺望もなく居心地がよくないのですぐに引き返す。




あとはハイキングコース(奈良駄峠までは関東ふれあいの道)を歩くだけなので、気分的には消化試合。この延々と続く階段はやっぱり興醒め。




伐採地からの眺望。




日光連山あたりは吹雪くだろうと思っていたが、予想外。




次の伐採地からの眺望。ここまでのルートや、これから歩く予定の稜線も一望できる。ゴール地点は時間との相談だが、どの辺まで行けるだろうか。




桃太郎石




前方に高峯。結構標高差がありそうだ。




なんとなく左側に空間を感じ、踏み跡を辿ってみると鉱山跡だか採石場跡の真上に出た。たそがれさんの記事で見た円柱が下に見え、あぁ、ここのことかとつながった。正面には吾国山や加波山方面が見渡せた。




奈良駄峠。単独男性とすれちがう。地図で確認すると、ここから高峯までは標高差200mの登りか。




雰囲気は悪くない。




ただ、この階段にはうんざり。自分の歩幅で歩けず、強制的に階段の幅で歩かされストレスとなる。どうしても階段脇の道型を歩くことになる。




笹が現れると山頂までもう少し。また左太腿が攣りそうになってきた。長い登りのせいだろう。




高峯山頂。ここよりもパラグライダーフライト場のほうが展望いいことは知っているが、脚を休ませるためここでしばらく休憩する。ベンチに仰向けになった。日差しは暖かいが、風が吹くと寒い。じっとしていると体が冷えてきた。




10分ほど休んでパラグライダーフライト場へ移動。お二人が地面に座って休まれていた。




高峯山頂から先は4年前に歩いているのでよく覚えていた。MTBのコースと並行して下っていく。




あっという間に登山口。ハイキングコースだと緊張感がないなぁ。




予定では雨巻山登山口まで道路を歩くつもりでいたが、そろそろ刺激が欲しくなってきた。せっかくなので、道路を横切って県境を辿ってみることにした。地図を見ると、はじめのうち県境は沢沿いにつけられているため沢型へと降りていくと標石やピンクテープ、薄い踏み跡もあった。




気が付くと、沢を下りすぎてしまい県境から離れてしまった。一旦尾根を越える必要があるため、倒木だらけで足元の悪い急斜面を強引に登るはめになった。好き好んでヤブを選んだのに、やっぱり道路を歩けばよかったと後悔している始末。




尾根に乗ると、反対側に県道286号線が見える。そのまま沢型のところを降りると、擁壁などもなくすんなりと県道に降りられた。県境の看板よりもやや茨城側になる。道路を歩いても、時間的には大差なかっただろう。




道路の反対側の県境付近を見ると、なんだかヤブめいているぞ。栃木県側に少し行けば登山道があることは知っている。というか、4年前にそこから歩いている。どうしよう。結局、根性なしなので登山道で歩くことを選択していた。やることが中途半端なんだよなぁ。




このコースも一度歩いているのでよく覚えている。しっかり整備されており、つい惰性でで歩いしまう。屋根が落ちた石祠は以前と変わらず。持ち上げようとしたが絶対ムリ。




三角点。赤杭の頭はどれもこれも傷だらけになっていて、みー猫さん同様気になった。イノシシが齧ったのか、地面に打ち付けるときに付いた傷なのか。




本日最後の大きな登りだ。雨巻山まで登ってしまえば、あとは小さなアップダウンのみとなるため、無理せずゆっくり行きましょう。





急登をこなして平坦になるとあまり展望のよくない展望台を過ぎ、ほどなく山頂に到着。ちょうど単独の男性と入れ替わり。




ここからも太平洋が見えるんですね。




雨巻山から先もしっかりとしたハイキングコースだった。陽も傾いてきたし、一気に距離を稼げるのでありがたいという気持ちに変わっている。




雨巻山を振り返って。




「峠」とは、ずいぶんと雑な標識だと思ってよく見たら、左側が割れてしまったみたい。後ろを振り返ると「大峠」と書かれた別の表示があり合点。




小さな登り降りを繰り返していく。まずは東小丸山。




御嶽山




からの眺望。今日のスタート地点方面。




高原山、男鹿山塊方面。




御嶽山からの下りは鎖に頼りながら。




足尾山。山頂にベンチはあるが展望はなし。時間も時間なので、そろそろ下山地点を決めなくては。地図を広げて一人作戦会議。もう少し先へ進んで、標高300m付近から東へ行けば破線路に合流し、最短で駐車地に戻れる。これしかないな。




ここから先のコースは事前に調べなかったが、引き続きのしっかりとしたハイキングコースであった。




タイタニック岩。みー猫さんの記事でそんな名前を見た覚えはあったけど、ここだったんですね。相方も撮影者もいないのでザックを載せてみた。




眺望は抜群。




タイタニック岩から先もハイキングコースはなお続く。




ここで一般道は左へ離れていく。そちらは駐車地と反対側なので、自分はロープをくぐって直進する。その後もなんとなく踏み跡が続いており、ヤブはなかった。見出標も散見された。




予定通り、標高300mで町界尾根を離れて東の枝尾根に進むと岩とヤブが少々。




灌木ヤブを適当にかわしながら降りていくと




最後はお約束の篠竹藪の登場。そろそろ左に行けば地図上の破線路に合流するだろうと沢へ下ったのは失敗。道のようなものは見つからず、しばらく篠竹藪と格闘するはめになってしまった。こんなところでハンターに撃たれてはシャレにならないので熊鈴を振り回しながら沢沿いにヤブをかき分け進む。




ようやく民家の裏手に到達。仏ノ山峠からの登りよりも、こちらのヤブのほうが遥かに手ごわかったぞ。最後の最後で全身ほこりと葉っぱまみれになってしまった。民家の脇ではご婦人が篠竹の刈り払い作業をされていてご挨拶。「どこからきたの?」「足尾山のほうから適当に降りてきました」「ボサがひどかったでしょ?」「最後はきつかったです」「イノシシ見なかった?」「今回は見ませんでした」なんて会話を交わして失礼した。




あとは舗装道路を少し歩いて駐車地に帰着。焼森山登山口に自転車を回収しに行き、帰路についた。帰りもちょうど西日がまぶしい時間になってしまった。



今回は、わかってはいたが、ほとんどがハイキングコースを歩く結果となった。そのおかげでかなりの距離を歩けたかとは思う。久しぶりのロングで心地よい疲労感はあったが、何か物足りなさが残ってしまった。心のどこかで、もうちょっと手ごわいヤブを期待していたのかもしれない。



軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平成24情使、 第617号)


スポンサーサイト



コメント

たそがれオヤジ

No title
きりんこさん、オロ山に行かれていたんですね。見落とししていましたよ。あの稜線、ところどころで深雪で、オロ山あたりはどうなっているのかなと思っていましたが、オロ山直下はやはり深いですね。そこから庚申山まではさらに深いでしょうね。それにしても、スノーシューをかついで行かれましたか。どうも足尾の山にはスノーシューが合わない気がしておりましたが、さらに先まで行くのであれば、スノーシューの方が快適かもしれませんね。足尾の山でイノシシの群れに遭遇とは、これもまた珍しい光景ですよ。ヤブで何回か見たことはありますが。単独でしたけど。
今回の県境周回、さすがきりんこさんですね。ハイキングコース主体とはいえ、えらい距離じゃないですか。ヤブに活路を求めてはがっかり。フィニッシュで期待超えというのもまたおもしろい感じがいたします。
その辺、やはりハイカーが増えているんでしょうね。干支の鶏足山ということからなのでしょうか。整備して展望が良くなるのはいいですが、適度なヤブ歩きエリアも残してもらいたいところです。
ところで、終点まで普段履きに気づかずのままだったら、きりんこさん、そのまま歩かれました?

瀑泉

No title
ハイキングコースが大半とはいえ,さすがにお速い。自分も,奈良駄峠→仏頂山往復→雨巻山をやろうとして,雨巻山登山口で時間切れ,高峯に登り返してすごすごと帰ったことがありますヨ。まぁ,その後リベンジは果たしてはおりますが。
ところで,雨巻山登山口へ向かう途中で猪狩りはやってなかったですか。あの辺りでは何組ものハンターに会っていて,鈴を鳴らして声を出すように言われたことがありますが。正直,茂木は笠間より害獣駆除が盛んだから,此処しばらく避けてきたのですが。

きりんこ

No title
たそがれさん、こんにちは。
こっそりとオロ山まで行っておりました。記事には書きませんでしたが、実は、あわよくば庚申山から塔の峰経由で下山し、たそがれさんの山名板を見届けようと思ってたのです。しかし出発も遅かったし、動物の観察に時間をとられたりでタイムアップとなってしまいました。中倉尾根の雪の量は極端ですね。オロ山の手前まではツボ足でまったく問題なく、そこから先はワカンだと厳しい程の沈み込みでした。社山南陵から大平山へ縦走した際も思いましたが、ある程度奥地まで行くとなると、スノーシューのほうが向いているのかもしれませんね。今回、動物観察もしたかったため、あえて熊鈴を鳴らさなかったのですが、そのせいもあるのかもしれませんね。イノシシと自分が向かう先が同じだったので、接近戦にならなければいいなぁと怯えていました。
今回の県境は、やはり長すぎて単調でしたね。しかもヤブが事前情報よりも薄くなっているみたいだし。時期的なものもあるでしょうかね。たぶん、普段履きで登山口まで行っていたとしても、戻っていたと思います。その後はコースの見直しか、何もなかったことにして帰宅するかでしょうね(笑)

きりんこ

No title
瀑泉さん、こんにちは。
距離は長かったのですが、ヤブはほとんどないし、標高差も意外と少ないからでしょうかね。後半戦に入ってからの高峯と雨巻山の登りはさすがにきつかったですが。
この日、ハンターの姿を見ませんでしたし、銃声も聞きませんでしたね。そんな話を事前に聞いていたら行くのをやめていたかもしれませんね。とりあえず、県の西側は明日で禁猟となりますから、安心して歩けるようになりますね。自分の場合、今度は花粉との闘いとなりますが。
非公開コメント

きりんこR

FC2ブログへようこそ!

Tree-Arcive