爺ヶ沢(足尾)


皆さんこんばんは。大変ご無沙汰しております。
積もる話はありますが、まずは怪我の経過をご報告させていただきます。
4月30日に右足首を負傷し、その後1か月経っても外踝の浮腫と足の甲の痛みがひかないため、MRI検査を受けたところ、脛骨と距骨の骨挫傷が判明しました。日常生活に大きな支障はないものの、安静を余儀なくされ、既に2か月以上登山をしておりません。山のことを考えるとストレスになりそうなので、あえて山のことは考えないようにして生活していました。そんなわけで皆さまのブログにお邪魔することも我慢していた次第です。
その間何をしていたかというと、休みの日の9割は家から一歩も出ず、泥のように眠るかテレビを見て過ごしておりました。出かけたのは、たまぁにかあちゃんと一緒にドライブや渓流釣りに行った(そのうち1回は熊に遭わせてしまった)のと、7月2日に栃木群馬県境の平野部を歩いた(ヤマレコに報告しましたhttps://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1186623.html)くらいです。
ここ1週間くらいになって、ようやく快復が実感できるようになりましたので、8月になれば山歩きが再開できるかなぁと思い、ブログを再開しました。皆さまのところにも、徐々にお邪魔していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 
7月23日、いつものようにダラダラと過ごしていたものの、あまりにも退屈なので午後2時過ぎになって釣りにでかけてきました。行き先は、出発も遅いので1時間前後で行ける足尾を選択。地形図を見て、庚申川の右岸側に、水線は描かれていないものの、割と集水面積の広そうな谷に目を付けました。

3時20分、予定地に到着。空地に車をとめ、スパ長を履いて庚申川へ下っていきます。足元はグズグズしていますが、踏み跡もあって難なく庚申川に降り立ちました。ちょうど対岸には予定している沢が合流しています。頭上には銀色の導水管が庚申川を渡っています。両岸には人工物がたくさんあり、もしかすると以前はこの辺りに橋があったのかもしれません。




飛び石を利用して無事に庚申川を渡りました。右岸支沢の出合いはいきなりゴルジュとなっています。




今の足でここを登るのは無理なので右岸から巻くことに。




薄い踏み跡を辿って支沢の右岸を登ると、苔むした石垣が並んでいました。保安林の看板もあります。夜半沢集落跡と似た雰囲気です。




今日は釣りが目的なので、沢へとトラバースしていきます。奥に堰堤があります。この辺りから竿を出しましたが、アタリなし。




堰堤は左岸側から巻きました。こちら側にも石垣があり。




ここで、この沢が爺ヶ沢という名前であることを知ります。




堰堤の上には、いくつか小滝があったりしますが、ホースや茶碗の欠片など人工物が多く散乱していました。いかにも魚がいそうな雰囲気なのですがまったく反応ありません。





時間にして40分くらい、標高差で70mくらい登ったでしょうか。奥にも5mくらいの小滝が見えています。ここまで一度もアタリなく、さすがにこれは魚が棲んでいない可能性が高いと思い、ここで見切りをつけて納竿としました。




あとは支沢の右岸側を庚申川へと下るだけです。少しヤブっぽいですが、カラマツの植林なのでたいしたことはありません。




堰堤を過ぎ、さきほどの集落跡に戻ってきました。結構大きめの建物があったようです。




石垣の最下段です。集落の玄関口でしょうか。石垣は、かなりの横幅がありました。
帰宅後、「爺ヶ沢」で検索したところ、ここにはかつて「興亜寮」という中国人捕虜収容所があったそうです。学校では教えることのない、日本の戦争歴史の闇の部分というやつですね。どーりで、ここを通った時、重苦しい空気を感じたわけですな。



魚は1匹も釣れず、たいして歩くこともできませんでしたが、この程度でもいい気分転換になりました♪
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コメント

みー猫

No title
こんばんわ。
まずはお帰りなさいですね♪・・療養中の御面会は熊さんでしたか!ここ数週間は休みの度に天候不順でしたので正直、行先が難しかったです。今後のお天気安定に期待したいですね。釣果は魚が居なかったんではきりんこさんもどうしようもないのですね。最近、泊まりの時に釣りをやってみたいなぁと妄想しているのですが、テンカラなるものは難しいのでしょうか?ほんの少々でいいんで、釣った魚で一杯やりたいなというだけなんですけど。まずはやってみるしかないですね。
みー猫

瀑泉

No title
きりんこさんのことだから,充電中だとは思ってましたが,無事に復帰されたようでホッといたしましたヨ(笑)。
骨挫傷,結局,足尾の歩きが少しばかり早すぎたということだったんでしょうかネ。
かくいう自分も,今晩,ボルダリングのジムで滑落して,左親指のつま先を氷で冷やしながらコメを書いてますが,骨折では無くても骨挫傷だったりして(汗)。
まぁ,最初はあまり無理せずに,ボチボチお歩き下さいナ。

ふみふみぃ

No title
捻挫だけではなく骨挫傷でしたか。
今年の夏はやたらと暑いし、よく分からない天気も続いておりお盆まではゆっくりされていても良い気はします。でも元気なったらじっとしてられませんよね(笑)。
爺ヶ沢なんて聞いたこともないなと思いましたが庚申川の支沢ですか。割と集水面積の広そうな谷、でなんとなく位置は分かりました。この辺り庚申川渡るのは結構簡単なんですね。水量次第でしょうけど。水線地形図に書かれてない割には意外と水量と滝があるなと思いましたがまあわざわざここ目当てで遡行するまでではない感じでしょうか。アプローチすぐ入渓は魅力ですけど。

たそがれオヤジ

No title
ご復活というよりもご復帰、まずおめでとうございます。どうなさったのか気になり、瀑泉さんの記事にコメントを入れたりしていましたよ。
骨挫傷でしたか。かなりの重症だったのですね。今後ともにお気をつけください。まして、きりんこさんは、負傷が多いようだし。
ところで、今回の爺ヶ沢ですか。釣り目的で行かれたきりんこさんには失礼ながら、廃墟有りで私には興味深いところがあります。いずれ、ついでの際にでも寄ってみようかなと思っています。

魔法使い

No title
だいぶ脚の状態良くなってきたようですね
ただこれからも焦らずもうちょつと気長にいきましょう
きりんこさんやぐっちゃんはリハビリ程度と言いながらも一般の登山者の上をいく歩きをするので、こちらが気をもみます。笑
痛みを残さないように出来れば沢はもう少し後にして一般登山道レベルで足慣らしして下さいね
谷川もきりんこと一緒に行くのに取っておきますから、笑

Космическая пыль

No title
ご無沙汰いたしております、ご主人様

こちらの記事を目にし、廃墟好きでもある私に光明がさしました

きりんこさんが一時離脱された頃、私も両足裏の骨が腫れて歩けなくなってまして

庚申山~皇海山ハイキングコースは、私には負荷が大きかった様で。独自解釈ですが、割れやすい岩は圧縮密度が濃いので負荷吸収低く、木の根もしこたま踏み続けての行脚がよろしくなかったのかなと

こんな体験初めてでした。松木川遡行や女峰山七滝沢のが岩だらけなのに、翌日ピンピン。こちらのがダメージ大きいのが意外でした

何より1頭は、退屈な道程でヘビーローテンションで疲労が乗数に跳ね上がったからかと思いました

日光の菖蒲~千手ケ浜では横走り雷に遭遇出来ないので、穂高で雷喰らうか、撮影して来ます

きりんこ

No title
みー猫さん、こんばんは。
この度はいろいろとお気遣いをいただき、ありがとうございました。お陰様で、ようやくここまで快復しました。休みの度に天候不順のおかげで諦めがついた部分もありますね。負け惜しみもありますが、あれだけ反応がなければ魚がいないと思うしかないですね。だから記事を公開したのもあるのですが。泊まりで釣りは私も憧れますねぇ。自分はエサ釣りですけど、テンカラも難しくはないと思いますよ。一度やったらはまっちゃうかも(笑)

きりんこ

No title
瀑泉さん、こんばんは。このたびはご心配をおかけしました。骨自体への損傷ですから、たぶん最初の捻挫の時だと思います。挫傷とわかってからは、とにかく我慢を貫きました。せっかくここまで我慢しましたから、ご忠告通り、段階的に負荷を強くしながら、様子をみていきたいと思います。
瀑泉さんも負傷とは、心配ですね。数週間痛みがひかないようでしたら、MRI検査をおすすめしますよ。

きりんこ

No title
ふみふみぃさん、こんばんは。
そうですね、確かに今年の夏も変な天気が続きますね。いつもなら沢に避暑するところですが、足に不安がなくなるまでは、早朝か標高の高い山で足慣らしをすることにいたします。
爺ヶ沢、自分も現地に行って初めて知りました。釣りが目的の場合、この沢のように、道路の対岸にあって、地図に水線がない沢が人目につかず狙い目なんですよ。今回の結果はこの通りでしたが(笑)。途中で滝沢を横断すれば巣神山への登路にはなりますが、わざわざ遡行するほどでもないでしょうね。たそがれさんやむうたさんのように、廃墟好きにはそこそこ楽しめるかもしれませんが。

きりんこ

No title
たそがれさん、こんばんは。
この度はご心配おかけしました。もう少し早めに経過報告をしておけばよかったですね。今回の負傷、注意していれば防ぐことができましたので、後からずいぶん悔やみました。同じような思いはもう懲り懲りですので、今後は場所選びや単独行動についても見直したいと思います。
爺ヶ沢ですが、魚は釣れなくても、あの廃墟が見つけられたのは私にとっても収穫でした。まぁ、ついでで十分だとは思いますよ。

きりんこ

No title
魔法使いさん、こんばんは。
お陰様で、かなり良くなった実感がありますが、今回は自分も気長にいくつもりでいます。怠け癖がついてしまって、山や沢へ行かなくても、まったくストレスを感じないので、焦ることもないかなぁと思います。
この秋には谷川へ行けるようになりたいですねぇ。

きりんこ

No title
むうたさん、こんばんは。
こちらこそご無沙汰しております。むうたさんも不調でしたか。衝撃の吸収というよりも、距離が長すぎたんじゃないですかね。長靴での長距離歩行は土の上じゃないときついと思いますよ。
雷は食らったらたぶんお終いでしょうから、せめて小屋の中から撮影するくらいにしてくださいな。
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きりんこR

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