2018年8月30日 柳沢川左俣左沢下降

本当は前記事で完了させたかったのですが、画像枚数が上限いっぱいになってしまったため、中途半端ですが残りの記録です。

タイムリミットぎりぎりに県境尾根に到着し、無事に帰還できる目途が立ち正直ホッとした。もう慌てる必要はないだろう。慌てて怪我をしてもつまらないし。ここからは意識的にペースを落として歩くことにする。幸い雨もやみ、白根山方面は青空も見えている。足元は、沢靴に履き替えることなく、ハイパーVでここまできてしまった。各沢でヌメっとしたところが時々あったがどうにかなった。爪先が芯に当たって少し痛みはあるが、ここまできたら最後まで行ってしまおう。


登ってきた沢の反対側にある柳沢川左俣左沢に向けて下降を開始。





藪もなく緩やかな斜面で、どこでも下っていける。





平和的な樹林帯を一気に下り、標高1920m付近であっさりと柳沢川左俣左沢に降りたつ。下りたところはガレが堆積し、水たまりはあるが水流はまだ見られない。浮石に注意する。





少し下ると水流が現れ、




更に下るとナメが見られるように。この沢も癒し渓で、ハードなスケジュールのあとのクールダウンにちょうどいい。





今日一日の行動を振り返りながらヒタヒタといく。

















16:45、右沢と合流。傾斜は緩いがツルツル滑るので草の方に逃げる。





時々小滝が現れ、下れそうで下れないところがあり、気を引き締める。





























17:03、右俣との合流点に戻ってきた。ナメも見納めだ。




17:56、渡渉地点。実際は画像よりも暗くなっていて、本当にギリギリセーフだった。最後はさすがに疲労と眠気で足が前に進まず、二俣から渡渉地点までは登りよりも時間がかかってしまった。



ちょうど水を飲み切ったので、湧水地点で腰を下ろして水を飲む。今日はじめての休憩かもしれない。あとは暗くなっても構わないので、ゆっくり休んだ。鹿の活動がはじまり、斜面の上でずっとピーピー鳴いている。最後の力を振り絞って歩き、18:20自転車をとめたところに帰着。竜頭滝駐車場に戻ったのは19時を過ぎてしまった。

結果的に予定どおりではあったが、さすがに今回は一日中焦りながらの歩きとなってしまった。何度も同じことを繰り返しているのに懲りないというか、そういう性分なのだろう。これだけ歩いたので、内容的にはかなり充実していた。一日でこんなに盛沢山なのはもったいないと思うくらいだ。その代償として、翌日には右足の甲が痛みと腫れでまともに歩けなくなってしまった。2日後がピークで、その後は徐々に落ち着き、1週間経ってようやく普通に靴が履けるようになった。たぶん腱鞘炎だろう。今週末はまだ歩くのは無理そうで、来週、再来週の連休には渓泊をしたいと思っているので、なんとか治ってほしいものだ。
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コメント

みー猫

No title
おはようございます。
お疲れさまでした!ブランクがあられたとは思えないカモシカ歩き!撮影も竿も出されたとなると、自分の行動は散歩のように感じます(笑)……後日の代償は致し方ないところでしょう。いよいよ泊まりも始められるとのことで、読者もどうなるんじゃ~!?と想像してしまいそうですが、拍子抜けくらいのあっさり泊でお願いしますよ。でないと皆、山や沢を歩いてますと言えなくなっちゃいそうです(笑)
みー猫

きりんこ

No title
みー猫さん、こんにちは。
返信が遅くなりスミマセン。結果的には計画通りでしたが、一歩間違えば・・・ですからね。早く泊りに慣れるようにして、余裕をもった計画をしたいです。そして、撮影も釣りも思う存分楽しみたいですね♪
今回のように、そのときは何ともなくても、後から故障したのははじめてでした。これに関してはブランク云々というよりも、単に歩きすぎでしょうね。足元が不安定な沢を一日中歩いているのだから、腱の摩擦も尋常ではなかったのでしょう。
思ったよりも順調に快復していますので、来週の泊りを楽しみにしています♪

bon*e*ki

No title
こんばんは~
流石、凄いとしか言葉がありません。
県境尾根を越えて泙川上流部を
下り上りのルートを変えて日帰りで
歩くとは?
まるで気になる所の総取りです、釣竿も持参、ビバーク覚悟の装備 出来れば
参考にしたいです。フエルト靴も持ってたとあり、空いた口が閉じません😰
帰りのニ林班沢を詰めて たどり着いた県境尾根で奥様にメールをされたのは、すごく共感しますし、読んていて
ホッコリしました(^_^)
一連のブログ楽しく拝見しました
また、少し足を傷めた様でお大事に
なさってくださいね。
ありがとうございました(^o^)

きりんこ

No title
bon*e*kiさん、こんばんは。
最低限の食料と、水もいざとなったら沢の水をあてにしているので意外と荷物は少ないんです。竿はたいして嵩張りませんし。まぁ、デジ一とフェルト靴だけで相当容量をとられましたけどね。ビバーク装備は、この時期なのでツェルトのみです。天気も極端に悪化する予報ではなかったので、とにかく一晩しのげればOKでしたので。これからの時期は防寒対策が必要になりますから、極力ビバークは避けたいですね。
妻へのメッセージ、共感していただけましたか。面倒でも、電波のつながるところで状況報告はしておいたほうがいいですよね。ビバークでやり過ごそうとしたのに救助要請されても迷惑ですし、反対に、この後もし何かあったときは、捜索の場所が絞れますしね。
足の具合は、おかげさまで日常生活ではまったく問題なくなりました。今日、明日の連休はおとなしくすることにして、来週こそは泊りででかけたいところですが、お天気が怪しいですね。

ふみふみぃ

No title
改めて日帰りでいけるルートではないと思いました(笑)。ただアザミ沢、二林班沢といくには群馬側からいくよりこちらの方が楽そうですね。結構ナメもあっていい雰囲気で。アザミ沢の大滝は右岸側の小沢を利用すれば私も下りで行けるかなと。奥地の二林班沢に釣り人への喚起があったり水場に鉄パイプがあるのが足尾らしいですね。1660mが湧き水も近くにありテン場適地のようですが私はテン泊装備だと一日でそこまでいけるかなあと。
来週はどこに泊まりで行かれるのか楽しみですね。私はブランク明けに低山を三時間歩いたらそれだけでぐったりしたので三連休テン泊はやめとこうかなと思ってます。

きりんこ

No title
ふみふみぃさん、こんばんは。
たとえ日帰りできるとしても、最低一泊しないと勿体ないと思いますよ。それに、体力的には余力がありましたが、足の腱が限界を超えていましたしね。足元が不安定な沢歩きの場合、長時間の行動には注意したほうがよさそうです。
アザミ沢と二林班沢、自分の場合電動自転車があるので、群馬側からと同じくらいかなとは思いますが、そこまで車で行くことを考えると日光側が便利ですね。ニグラ峠越えのルートを使えば、テン場適地まで十分行けるでしょう。その峠越えルートも、今年中に確認しておこうと思っています。
来週は皇海山を絡めて沢を上り下りしようと思っていますが、お天気次第ですね。
ふみふみぃさんも再開しましたか。今は焦らず徐々に負荷をかけて行った方がいいと思いますよ。
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きりんこR

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